クルマを買う!新車値引き情報100選残価設定ローンは本当にお得か

残価設定ローンは本当にお得か

☆ 残価設定ローンとは

残価設定ローンとは、一般的に3年後の下取り査定額(残価)を設定し、あらかじめ車両価格からその残価を差し引いて、残りの金額をローンで支払うという物です。(残価設定は3~6年を設定している所もあります)

「新車が半額で乗れる!」「3年後の買い取り価格を保証!」などと謳っているのがそうですね。最近ではディーラーでも取り扱っています。

☆ 残価設定ローンのメリットデメリット

では本当に半額で新車に乗れてお得なのかどうか、そのメリットとデメリットです。

メリット
デメリット

・月々の支払額を抑えて新車に乗れる。

・まとまった頭金が必要ない。

・人気車なら残価設定が高く、さらに月々の支払額が抑えられる。

・3年後に「新車に乗りかえる」、「返却」、「買取」、「新たにローンを組んでそのまま乗り続ける」から選べる。

・返却時の査定額が、当初の残価を上回ればその差額が返金される。

・実際には自分の車のようで自分の車ではない。

・クルマをいじるのが好きな人はいじれない。いじっても返却時には元に戻さなければならない。

・3年後、傷や事故、走行距離などで減額されることがある。

・3年後の査定額が残価を下回れば、返却時にその差額を払わなければいけない。

・値引きが少なくなる傾向がある。

残価にも金利が掛かるので、金利分を計算すると結構な額になる

以上つたない文章でメリット、デメリットを挙げてみました。^^;
このシステムを使う人は、「手持ちの現金が無いけど、どうしても新車が欲しい」「3年後には残価を現金で払えるメドがあるので、貯金するより先に乗りたい」「毎月ローンを払いながら、3年ごとに新車に乗りたい」などの理由がある人なら、メリットがあるでしょう。

個人的には、結局は3年間のレンタカーのようなもの、と思います。もちろん常にそばにあって、いつでも乗れると言うのはレンタカーよりメリットはありますが、金利分を含んだレンタル料を払って借りている、ような感じがします。

☆ 利息分を見逃すな!

実際に見積もってみると分かりますが、「実質年率2.9%」と低金利を謳っていても、3年後の残価を差し引いた残りの金額だけに金利が掛かる訳ではなく、残価にも金利が掛かってきます

※参考

残価設定ローン
全額ローン
支払い金額2,016,440円
残価1,018,800円
実質年率2.9%
均等36回払い
支払い金額2,016,440円
実質年率2.9%
均等36回払い
初回 \35,466
月々 \32,200×34回
合計 \1.130.266
残価 \1.018.800
総支払額 \2,149,066(残価を現金で払った場合)
利息分 \132.626
初回 \60,553
月々 \58,300×35回
総支払額 \2,101,053
利息分 \91,053



48回払いの場合の利息分 \121,203(月々\44,400)

概算ですが、残価を現金で払ったとしても、利息分は全額ローンの場合よりも多くなってしまいます。全額ローンの4年よりも多い利息を払うことになりますね。

3年後に現金で買取か返却するならまだ良いですが、新たにローンを組んでそのまま乗り続けると、当たり前ですが、またさらに金利分を払わなければいけません。結構な"無駄"です。でもそれを無駄と見るか、その分月々の支払額が少ないメリットと見るかは、人それぞれです。

高い金利を払い続けても3年ごとに新車に乗りかえたい、または金利分を払っても月々の支払額が少なければ良い、という人以外は、あまり利用しない方がいいんじゃないか、と思います。

残価設定ローンを利用して最初から3年後には買い取る、又はずっと乗り続ける、という人なら、きっちりと値引きしてもらって、通常のローンをなるべく低金利で組んだ方が、結局は安上がりだと思います。


 

残価設定ローンを利用する前に、通常のローンの見積もりと比較して、よく検討しましょう。
3年後の走行距離や傷などの状態でどう変わってくるのか、契約前によく説明を聞きましょう。

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