カローラスポーツの購入データ
契約日 | 2016年6月1日 |
ネーム 年齢 性別 | minami/40代前半/男性 |
商談地 | 福岡県 |
購入グレード | オーリス 150X C package |
メーカー オプション | トヨタセーフティセンス |
ディーラー オプション 他装備付属品 | -Connect Nabi ETCビルトインタイプ ドライブレコーダー バックガイドモニター フロアマット(ラグジュアリータイプ) ラゲージマット |
オプション総額 | 310,392円 |
車庫証明 | 計上 |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 280,000円 |
オプションからの 値引き額 | 50,000円 |
無料サービス品名 | -- |
値引き合計額 | 330,034円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 2,077,500円 |
下取り車 | フォルクスワーゲン ニュービートル 2006年式 黄色 |
下取り車の価格 | 230,000円 |
下取り車の売却先 | ディーラー (![]() |
値引き交渉レポート!
約束の期限を向かえ、前に担当してくれたセールスが夜の20時に家にやってきました。
トヨタ、オーリスの商談です。
先週の日曜日まで大きなフェアをしていて、かなり前向きに考えたが、決めるところまではいきませんでした。
だけどこのフェア中だったらと大きなお値引きも提示して頂きました。それでも即決はできない、またご縁があったらと終えようとしました。
そこでセールスから提案がありました。
「このお値段で、いったいいつまでだったら決めて頂けますか?」
「せめて2,3日は欲しい」
セールスは原則的にはフェアまでの条件とのこと、でももし私がとりあえずのサイン(注文書にサインをすることです)をしていただければ、このお値引きを引っ張りますと。
「でもそんなサインして買わなかったらどうするの?」
「買っていただきたいです。でもどうしてもの時は諦めます」
それでキャンセルしても違約金などは絶対に発生しないとのこと、あくまでこのお値引きを引っ張るためのものだとセールスは言いました。フェアで一応決まったことにしたいのでしょう、セールスも必死でした。
まさかこれでキャンセルしても問題にはならないだろうと、私はサインしました。半分は買った気になってしまいました。期限は水曜日です。
そしてその期限の日が来て、セールスが家に訪問してきたのです。
「お願いします。なんとかお願いします」
前の注文書で交わしたオーリスの値引きは28万円引き。オプションでも5万円引いてくれています。チラシ値引きが20万円だったから、それ以上頑張ってはくれています。
買ってもよかったのですが、正直高い買い物ですので、簡単にはいとは言えません。買ったほうがいいのか、そうではないのか、私には判断が付きませんでした。
「お願いします。買っていただけないと…」
だいぶ切羽詰っているのでしょう。差し出した座布団にも座らず、ただひたすら頭を下げています。因果な商売だなって目の前でされながら思いました。
「もし断ったらどうなるの?」
「店に戻って、店長に殺されます」
冗談なのか、本気なのか?セールスの声はまるで笑いを含んでおらず、家に入っていらいほとんど頭を上げない若いセールスに同情しか沸いてきませんでした。
「店長さん、怖いの?」
「恐ろしい方です」
自動車の営業職は厳しいとよく聞きます。きっとここも大変なんだろうなって思いました。
「分かったよ。決めるよ」
「本当ですか?」
「だけどごめん、もう少しだけ後押ししてよ」
「後押しといいますと?」
私は値引きはもうこれ以上は無理かなと思い、下取りに入れる予定の車の査定額を上げてくれと頼みました。10年落ちのフォルクスワーゲン、ビートルです。18万円つきましたが、もっと高くとってくれないかなって。
セールスは悩みながら、「あといくらつけたら決めてくれますか?」といいました。
私はあと10万円を要求。でもさすがにそれは無理で、最後は5万円アップの23万円下取りで決まりました。
「大変だね。これから店に戻るの?」
私が早く決めなかったせいもありますが、もう22時過ぎていました。セールスは決まったおかげもあってか、それほど疲れた顔も見せず、「はい」と元気な声で言いました。
これから色々とお世話にもなるし、どこか悪い気もして、セールスにビールを何缶か持たせてやりました。
せっかくこのセールスが頑張ってくれたのです。これから楽しく乗ろうと思いました。