マツダのコンパクトSUV「CX-30」は、スタイリッシュなエクステリアや質感の高い内装などが話題となっています。
SUVなので、言うまでもなく4WD車が設定されていますが、ここではその燃費や雪道での走行性能について徹底評価します!
CX-30の4WDグレードの価格は?
CX-30の売れ筋グレードにおける2WD車との価格差は?
CX-30・4WD車の売れ筋グレードは、当サイト独自の調査によると「20S プロアクティブ」です。
価格を同じグレードの2WD車と比較すると、236,500円高価になっています。
CX-30 20S プロアクティブ 2WD 2,612,500円
CX-30 20S プロアクティブ 4WD 2,849,000円
この価格差は、弟分のCX-3の2WDと4WDの価格差230,186円とほぼ同じです。
しかし、ライバルのトヨタ・C-HRの価格差198,000円、ホンダ・ヴェゼルの価格差200,000円と比べると、差は大きめになっています。
CX-30の4WD車と2WD車との仕様の違いは?
CX-30のボディスペック
スペック | CX-30 20S プロアクティブ 2WD (6AT) | CX-30 20S プロアクティブ 4WD (6AT) |
車両重量(kg) | 1,400 | 1,480 |
燃料タンク容量(L) | 51 | 48 |
4WD車は車両重量が2WD車よりも80kg重くなっていますが、動力性能への影響はそれほど心配しなくて大丈夫です。
一方、4WDは重量バランスが後ろ寄りになるため、操縦安定性には違いが生じます。
また、燃料タンク容量は4WDの方が3L小さくなっていますが、2WDには無いドライブシャフトや電子制御カップリングが存在するからでしょう。
CX-30の装備

mazda.co.jp/cx-30/

mazda.co.jp/cx-30/
4WD車には、以下の4つの装備が付きます。
- ヘッドランプの汚れを洗い流すヘッドランプウォッシャー (※画像上)
- 後続車からの視認性を高めるリアフォグランプ (※画像下)
- フロントワイパーの凍結を防ぐフロントワイパーデアイサー
- 大型ウォッシャータンク&ウォッシャー液残量警告灯
雪道走行時にヘッドランプが汚れたり、豪雪で視界が悪くなったりすることなどを考えると、これらの装備には大きなメリットがあります。
CX-30のライバル車との価格差は?
CX-30の最大のライバルは?
CX-30の最大のライバルは、同クラスのSUVで一番売れているトヨタ・C-HRでしょう。
CX-30の20S プロアクティブと価格的に競合するグレードは、1.2 G-Tです。
価格はCX-30が2,849,000円、C-HRが2,896,000円で、CX-30の方が47,000円安価になっています。
仕様・装備の違いは?
エンジンはCX-30が2Lノンターボ、C-HRが1.2Lターボで、スペックはCX-30の方が勝っています。
車両重量もCX-30の方が軽いので、動力性能はCX-30が有利です。
スペック | CX-30 20S プロアクティブ 4WD (6AT) | C-HR G-T 4WD |
エンジン | 2Lノンターボ | 1.2Lターボ |
最高出力(ps) / 最大トルク(kg・m) | 156 / 20.3 | 116 / 18.9 |
車両重量(kg) | 1,480 | 1,540 |
装備面では、デジタルメーターやアクティブ・ドライビング・ディスプレイ、パーキングセンサー、ニーエアバッグはCX-30だけに付きます。
一方C-HRは、本革+ファブリックのコンビシートや内装のイルミネーションが付くのが特徴です。
安全性のCX-30、豪華さのC-HRと言えるでしょう。
CX-30・4WD車の燃費は?
カタログ燃費と実燃費の差は?
CX-30・20Sシリーズの4WD車 (AT)のWLTCカタログ燃費 は14.8km/Lです。
実燃費に関しては現状では実証データがほとんどないため、カタログ燃費×0.8で計算すると、
14.8km/L×0.8≒11.8km/Lという数字が出ました。
2WD車と4WD車との実燃費の差は?
CX-30・20Sシリーズの2WD車の実燃費は12.9km/hです。
4WD車の実燃費が推定値なので比較は難しいのですが、敢えて比べると4WD車1km/Lほど劣っています。
ライバル車との実燃費の差は?
当サイトの調査によると、C-HR・ガソリン4WD車の実燃費は13.1km/Lとなっています。
ここでもCX-30の4WD車と同列に比較することはできませんが、推定値で比較するとC-HRの方が1km/L以上優れていることになります。
CX-30・4WD車の雪道の走行性能は?
CX-30の4WDはどんなシステム?
CX-30 4WDの概要
CX-30の4WDシステムは、「アイ・アクティブAWD (i-ACTIV AWD)」と呼ばれるアクティブオンデマンド型を採用しています。
CX-30 4WDの制御
各種センサーからの信号やタイヤの動きをリアルタイムで検知し、電子制御カップリングの伝達トルクを制御します。
路面状況や車両の状況を素早く把握し、タイヤが空転する前に前後輪に最適なトルク配分を行うのが特徴です。
CX-30の雪道での実際の走行性能は?
CX-30 4WDの発進・加速時
発進直後に4輪にトルク配分されるため、タイムロスのないスムーズな発進が可能です。
発進後は後輪へのトルク配分が高まるため、効率的に加速できます。
CX-30 4WDの登坂・降坂時
上り坂では常時4輪にトラクションが掛かるため、安定した登坂が可能で、途中で一旦停車してから発進する際も、スタックの心配はあまりありません。
また降坂時においても、荷重の掛かる前輪だけでなく後輪にもエンジンブレーキが効くため、効率的に減速することができます。
CX-30 4WDの通常走行時
路面状況が刻々と変化したり、カーブを曲がる時なども、タイヤが空転する前に4輪に適切なトルク配分が行われるため、安定した走行が可能です。
最低地上高も175mmと比較的大きいので、ある程度の深雪でも対応できるでしょう。
CX-30・4WDのまとめ
CX-30・4WD車の雪道での走行性能は、アクティブオンデマンド型4WD車としてはトップレベルと言えるでしょう。
この優れた走行性には、マツダ独自の駆動トルク制御、G-ベクタリングコントロールプラスも貢献しています。
積雪地帯でも、日常の足として問題なく使えるはずです。
燃費は、ガソリン車の場合それほど期待できないかもしれません。
経済性を重視するなら、ディーゼル車を選んだ方がいいでしょう。
下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
新車を買うなら、購入価格も気になるところではないでしょうか。
もし下取り車があるなら下取り車を高く売ることで、トータルで新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
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そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
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どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
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CX-30の値引き交渉のノウハウはこちら
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今月のCX-30の値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。