CX-3の評価集

CX-3の4WDの性能は?実燃費や雪道走行を徹底評価!

マツダのコンパクト・クロスオーバーSUV「CX-3」は、鼓動がモチーフの躍動感溢れるスタイリング、独自のスカイアクティブテクノロジー採用による優れた走行性能や燃費性能、先進予防安全システムのアイアクティブセンスの採用などが魅力のモデルです。

また、SUVなので当然4WD車も設定されていますが、その実燃費や雪道での走行性能がどの程度の水準にあるのかを徹底評価します!

CX-3の4WDグレードの価格は?

売れ筋グレードにおける2WD車と4WD車の価格差は?

CX-3の4WD車には、1.8Lディーゼルターボ車および2Lガソリン車がラインナップされていますが、当サイト独自の調査によると、売れ筋グレードは1.8Lディーゼルターボ車の最上級グレード「1.8XD Lパッケージ」となっています。

同グレードの2WD車との価格差は、22万6,000円となります。

CX-3 1.8 XD Lパッケージ 2WD 2,836,080円

CX-3 1.8 XD Lパッケージ 4WD 3,062,080円

高度な内容の4WDシステムを搭載していることや、4WD車の方が装備が充実していることを考えると、22万円を超える2WD車との価格差にも納得がいきます。

4WD車と2WD車との仕様の違いは?

CX-3 4WDのボディスペック

スペック
CX-3 1.8 XD Lパッケージ 2WDCX-3 1.8 XD Lパッケージ 4WD
全高(mm)1,550
1,550
最低地上高(mm)160160
車両重量(kg)AT 1,300
MT 1,270
AT 1,370
MT 1,340

4WD車は、2WD車と比較すると車両重量がMT仕様で70kg、AT仕様で70kg重くなっています。

また、燃料タンク容量が4L小さい44Lとなります。

CX-3 4WDのパワートレイン&メカニズム

MT仕様・AT仕様ともに、4WD車と2WD車ではトランスミッションの最終減速比が前進・後退ともに異なっています。

CX-3 4WDの装備

4WD車のみの装備として、悪天候時に後続車からの被視認性を向上させるリアフォグランプ、ヘッドランプの汚れを洗い流すヘッドランプウォッシャー、大型ウォッシャータンク&ウォッシャー液残量警告灯、鏡面の凍結を防止するヒーテッドドアミラーがあります。

いずれも、降雪地域で使用するにあたって有難味の大きい装備です。

CX-3 4WDとライバル車との価格差は?

CX-3最大のライバルは?

CX-3のライバル車のC-HR

CX-3の最大のライバルとしては、「トヨタ・C-HR」があげられます。

CX-3の1.8XD Lパッケージ4WDと競合するグレードは、ハイブリッドは4WD車の設定が無いので、1.2L直噴ガソリンターボエンジン搭載の「G-T 4WD」が該当するでしょう。

価格は、CX-3が306万2,080円(MT仕様・AT仕様とも)であるのに対し、C-HRは279万9,600円(※北海道地区は282万3,360円)と大きな差があります。

仕様・装備の違いは?

エンジンのスペックは、CX-3が最高出力116ps/最大トルク27.5kgm、C-HRが最高出力116ps/最大トルク18.9kgmとなっています。

CX-3は最高出力でC-HRと同じ、最大トルクでは大きく上回るため、実用域での力強さは1枚も2枚も上手です。

スペック
CX-3 1.5 XD Lパッケージ 4WDC-HR G-T 4WD
最高出力(ps)116
116
最大トルク(kgm)27.518.9
車両重量(kg)1,370
1,470

また、装備面においても、CX-3にはC-HRには備わらないLEDヘッドランプ&ヘッドランプウォッシャー、リアフォグランプ、運転席10ウェイパワーシート&シートメモリーが備わるなど、価格が高いだけあって差を付けています。

CX-3・4WD車の実燃費は?

カタログ燃費と実燃費の差は?

CX-3の1.8XD Lパッケージ・4WD車の燃費は、カタログ燃費(JC08モード)がATは19.0km/L、MTが21.2km/L、当サイトの調査による実燃費は16.1km/L(AT)となっています。

達成率は84.7%で、カタログ燃費との乖離はかなり少ない部類です。

2WD車と4WD車の実燃費の差は?

当サイトの調査によると、CX-3の1.8XD Lパッケージ・2WD車(AT)の実燃費は17.5km/Lなので、4WD車は1.4km/L劣っています。

カタログ燃費でも2km/L劣るので、妥当な結果でしょう。

ライバル車との実燃費の差は?

当サイトの調査によると、C-HR・G-Tの実燃費は12.2km/Lなので、CX-3は約3.9km/Lも優れた燃費性能を持っていることになります。

さらに、ディーゼルエンジンに使用する軽油はガソリンよりも単価が安いので、燃料代にはさらに大きな差が付きます。

CX-3・4WD車の雪道の走行性能は?

CX-3の4WDはどんなシステム?

CX-3 4WDの概要

CX-3の4WDシステムは、兄貴分にあたる「CX-5」などと同様、「アイアクティブAWD」と呼ばれる電子制御カップリングを用いたアクティブオンデマンド型が採用されています。

CX-3 4WDの制御

各種センサーで検知した路面状況や走行状況、ドライバーの意図といった様々な要素を4WDコントロールモジュールに取り込み、瞬時に演算するとともに、後輪に適切な駆動力を伝達するよう電子制御カップリングに指令を送る制御が行われています。

通常はほぼ前輪駆動の状態で走行しながらも、僅かでも前輪にスリップの予兆が発生すると、自動かつ連続的に100:0~50:50の範囲で後輪にトルク配分が行われます。

CX-3の雪道での実際の走行性能は?

CX-3 4WDの発進・加速時

CX-3 4WDの雪道での走行性能は?

CX-3の2WD車の場合、特にアイスバーンなどの滑り易い路面では、前輪のスリップにより発進がスムーズに行えない上、車体の方向性が定まりません。

しかし、4WD車の場合は発進した瞬間に後輪にもトルク配分が行われるため、スリップや蛇行をすることなく効率的な発進・加速が行えます。

また、ディーゼルターボエンジン車の場合、特有の太い低速トルクによるトラクションの高さも強みになります。

CX-3 4WDの登坂・降坂時

4WD車は、雪道での登坂時にも2WD車に大きな差を付けます。

勾配に差し掛かり前輪がスリップする予兆を検知すると、瞬時に後輪にトルク配分を行うため、坂を力強く登って行きます。

上り坂での一旦停止から再発進する際も、2WD車と異なりスタックしてしまう心配はまずありません。

また、降坂時においても4輪全てにエンジンブレーキが効くため、2WD車と比較して安全・確実な減速が可能です。

CX-3 4WDの通常走行時

路面状況が刻々と変化する雪道であっても、状況に応じた前後輪トルク配分がリアルタイムで行われるため、スタッドレスタイヤの限界を超えない限り、常に安定した走行が可能です。

また、ステアリング操作量に応じてエンジントルクを変化させる「G-ベクタリングコントロール」の採用により、雪道でのコーナリングでも狙い通りのラインを描いて駆け抜けることができます。

CX-3・4WDのまとめ

CX-3の4WD車の雪道での走行性能は、緻密な前後トルク配分制御や電子デバイスのサポートのおかげで、かなり高い水準にあります。

しかし、最低地上高は160mmとセダン/ハッチバック系の4WD車と大差なく、CX-5と比べると50mmも小さい数値になっているので、深雪時はスタックに注意する必要があります。

豪雪地帯に住んでいる場合は、多少無理をしてでもCX-5を購入した方が安心かもしれません。

一方、燃費性能に関しては、ことにディーゼルターボ車の場合はかなり優秀で、燃料代を気にせず乗れるのは有難味のある点です。

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