マツダから発売されている『CX-5』
スタイリッシュなデザインで、2012年の登場からすぐに注目を集め、今ではクロスオーバーSUVの中でも1,2位を争う人気です。
2017年には初めてのフルモデルチェンジが行われ、外観にはシャープさを加え、内装には質感や高級感をプラスされました。
では、どのようにCX-5の内装が進化したのか、内装色や収納などを詳しく見ていきましょう。
CX-5の内装の質感は?
CX-5の内装色
CX-5の内装色はグレードによって「ブラック」と「ホワイト」の2色が用意されています。
上級グレードのLパッケージには、ブラックとホワイトが用意されていますが、ここで注目したいのがホワイトの内装色です。
※Lパッケージ ホワイト内装
シートやドアアームレスト、ニーレストパッドにホワイトレザーが使われており、非常に高級感がある内装となっています。
ダッシュボードやインパネ部分はブラックとなっているため、色のバランスが良くカッコ良い仕上がりですね。
ホワイトレザーは汚れが目立ちやすく、こまめなメンテナスが必要になってきますが、Lパッケージでしかこのカラーを選択することができないので、特別感のある設定が魅力です。
画像で見るとやや派手に感じますが、実際に内装を見てみるとそこまでホワイトカラーの主張がなく、まとまりのある雰囲気が好印象です。
※プロアクティブ
Lパッケージ以外のグレードの内装色は、ブラックが使用されており、落ち着いた飽きのこないものとなっています。
エアコン吹き出し口やシフトノブに使用されているシルバーパネルとの相性が良く、内装の質感もLパッケージに劣らない仕上がりです。
また、シートなどもブラックで統一されているため、画像のように圧迫感や重たさを感じてしまう車内ですが、ルーフ部分をライトグレーにすることで、開放感を与えてくれる車内になっています。
このようにブラックとライトグレーの2色使うことで色の中和がうまく取れています。
CX-5のシート表皮・デザイン
CX-5のLパッケージにはパーフォレーションレザーが使用されています。
※パーフォレーションレザー
いわゆる本革のシートですね。
シートカラーはホワイトとブラックの2色から選択することができ、先程紹介した内装色と連動しています。
ホワイト内装を選択するとドアアームレストやニーレストパッド、フロントアームレストなどがシートと同じホワイトカラーとなります。
ブラックも同様にドアアームレストやニーレストパッドなどがブラックの本革仕様となります。
Lパッケージ以外のグレードは、スクエアメッシュクロスが使用され、手触りの良いファブリック素材となります。
※スクエアメッシュ
本革仕様のシートと比べると質感や高級感は劣りますが、汚れに強くシート座面で体が滑ることがないのが特徴です。
本革シートは素材の性質上、ツルツルとしていますのでコーナーなどで体が微妙に動いてしまう事があります。
しかし、ファブリック素材ではそのようなことがないので、安定した運転姿勢を保つことができます。
とはいえ、CX-5のシートはサイドサポートの張り出しは強く、厚みがあるのでしっかりと体をホールドしてくれます。
CX-5はセダンなどの車種よりも車高が高いので、車がロールしやすいですから、このようなサイドサポートがしっかりあるのはいいですね。
シートはサイドサポートをはじめ、座面・背面ともにしっかりと厚みがあるので、長時間座っていても疲れることがありません。
運転姿勢もストレスなく保てるように工夫されているのもいいですね。
CX-5のインパネ
インパネデコレーションパネル
助手席の前方に施されたパネルはグレードによって違いがあります。
Lパッケージには、メタルウッドとサテンクロームメッキのパネルが施され、非常に高級感のあるものとなっています。
※Lパッケージ
Lパッケージの内装は、シートやアームレスト部分に本革が使用されていたり、メッキ加飾が施されるなど、内装の質感にこだわったグレードとなっていますので、このような加飾がされていると高級感もアップしますね。
一方で、Lパッケージ以外のグレードにはガンメタリックのパネルが施されています。
※プロアクティブ
こちらはLパッケージのような質感ではありませんが、シフトパネルやドアトリムとの相性が良く、統一感のある内装になっています。
ニーレストパッド
シフトパネルの両サイドに施されたクッション性のあるパッドを指します。
画像のような位置にあるため、シートに座った際、ひざがちょうど当たる部分なので、コーナリング中や長時間当たっていてもひざが痛くなることがありません。
このようなニーレストパッドを採用している車種は少なく、SUVでは珍しいアイテムですね。ユーザーのことをよく考えて作られているのがわかります。
このニーレストパッドは、Lパッケージにのみ採用されているアイテムです。
ステアリング
CX-5のステアリングは、全グレード本革巻きステアリングとなっています。
Lパッケージではステアリングヒーターが内蔵されており、内装の質感とマッチして高級感が感じられます。
また、本革巻きステアリングは、非常に握り心地がよく滑りにくいので、ハンドリングも安定した操作が可能となります。
カーナビ
モデルチェンジ後に目立った変更点といえば、このカーナビ部分です。
前モデルでは、カーナビはダッシュボードへ埋め込まれているタイプでしたが、今回のモデルチェンジでは画像のようにダッシュボード上に配置されています。
運転中の視線に近いため、視線を大きくそらす事なくナビ画面を確認できますが、ドライバーの身長によっては、前方視界の妨げになる恐れもあります。
また、7インチモニターとややコンパクトなデザインなため、このクラスの車種にしては、モニター画面が小さく残念です。
CX-5の収納・荷室の使い勝手は?
運転席側の収納
フロントコンソールボックス
シフトノブの前方に収納スペースがあります。
スマホや車のキーを置いておけるほどのスペースですが、前モデルと比べると非常に小さくなっています。
モデルチェンジ前のコンソールボックスは、手軽になんでも放り込めるほどの大きさでしたが、それに比べると今回のモデルでは、スペースが小さく、収納するものが限られてしまいます。
さらに手前にシフトノブがあるので、少し取り出しにくく感じますね。
カップホルダー
シフトパネルの手前にカップホルダーが2つ装備されています。
2つのホルダーが横並びに配置されているので、運転席・助手席のどちらからでも取り出しやすくなっています。
こちらも前モデルでは、アームレストの左側に設置されており、運転席からだとやや距離があるため、取り出しにくく感じていましたが、モデルチェンジにより解消されたのは良かったです。
フロントアームレスト
CX-5のアームレストは2段タイプとなっており、浅いトレイで仕切られています。
トレイを外せば深さのある収納で、非常に使い勝手がいいです。
ボックス内にはシガーソケットとUSBポートが2つ付いているのもいいですね。
このアームレストは、収納する物の大きさによって使い分けができるので重宝します。
オーバーヘッドサングラスホルダー
マップランプ部分にサングラスやメガネを収納することができるボックスが装備されています。
運転席から近い位置に設置されているので、必要な時にさっと取り出せるのがいいですね。
サングラスやメガネは置き場所に困るので、このような収納があるのは好印象です。
フロントドアポケット
ドア部分に収納スペースがあります。
ペットボトルが置けるスベースがありますが、ボトルの形状に合わせたデザインではなく、ポケットの底に溝があるだけですので、少し不安定さが残ります。
収納スペースも見た目よりも容量が少ないため、あまり大きなものを収納することができないのは残念ですね。
ドアポケットを使うユーザーは多いので、もう少し広くてもいいと思います。
助手席側の収納
グローブボックス
助手席の前には定番のグローブボックスが装備されています。
深さも十分にあるので、車検証を入れてさらにボックスティッシュも収納しておけます。
細かい部分ですが、Lパッケージではグローブボックスの内部が起毛処理されており、質感にこだわったグレードということがよくわかります。
フロントドアポケット
運転席と同様にドア部分に収納スペースがあります。
助手席の収納は非常に少なくなっており、置き場所に困ってしまうことがあると思います。
場合によっては、収納ボックスなどを追加すると良いかもしれません。
後部座席の収納
シートバックポケット
運転席と助手席のシートバックに雑誌や地図を収納することができるスペースがあります。
ナビが装備されているので、地図などを収納することはないと思いますが、ちょっとした小物や財布なども収納できるので、意外と便利です。
リアドアポケット
リアドアに収納スペースがあります。
こちらは運転席・助手席のドアポケットとは違い、ペットボトルが置けるほどのスペースしかありません。
次に紹介するリアセンターアームレストにカップホルダーが装備されているので、ドア部分は小物を収納するのに使う方が良さそうですね。
リアセンターアームレスト
後部座席の中央にアームレストが装備されています。
アームレストを倒すとカップホルダーが2つ装備され、さらにフタを開けるとUSBポートが2つあります。
後部座席でもスマホの充電ができるのは嬉しい装備ですね。
CX-5の荷室のサイズは?どれぐらい積める?
CX-5の荷室のサイズは、高さ850mm・幅1030mm・奥行き890mmとなっています。
非常に広い荷室となっており、荷室の容量が505Lあるためゴルフバックを4つ収納することができます。
後部座席を使用した状態でも十分に荷物を積むことができますね。
また、後部座席を倒してさらに多くの荷物や長い荷物も積むことができます。
後部座席を倒すことによって奥行きが1810mmまで拡大しますから、アウトドア用品一式も楽々積むことができますね。
さらに、嬉しい装備として後部座席を倒す操作を荷室からできるようにレバーがついています。
わざわざ後部座席を倒すために、リアシート側に回り込む手間がなく、荷室側から簡単に倒すことができます。
CX-5には、床下収納が装備されていますが、非常に小さいので、洗車グッズなどを収納することはできません。
窓拭き用のタオル程度であれば収納が可能ですが、オプションでBOSEサウンドシステムを装着している車は、この部分にアンプが設置されるため使用することができないので注意が必要です。
シートアレンジによって、様々な用途に使用出来るCX-5の大容量の荷室は、非常に満足できる仕上がりとなっています。
CX-5の内装まとめ
CX-5の内装は、外観に劣らずスタイリッシュで高級感のあるものとなっています。
珍しい内装カラーであるホワイトは、車の外から見ても目立ちますし、非常にかっこいいです。
ホワイトカラーが気に入った方は、Lパッケージ一択ですね。
内装の質感や高級感はLパッケージがその他のグレードと比べて、頭一つ抜けている印象です。
カタログや画像だけでは分かりにくいですから、実際に内装の雰囲気や質感を試乗などで確かめてみることをオススメします。
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今月のCX-5の値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。