カローラフィールダーの購入データ
契約日 | 2016年6月4日 |
ネーム 年齢 性別 | suicaworld/30代半ば/男性 |
商談地 | 大阪府 |
購入グレード | カローラフィルダー 1.5X |
メーカー オプション | -- |
ディーラー オプション 他装備付属品 | サイドバイザー トランクマット フロアマット |
オプション総額 | 52,920円 |
車庫証明 | カット |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 300,778円 |
オプションからの 値引き額 | 0円 |
無料サービス品名 | コーティング ETC 83,000円 |
値引き合計額 | 383,000円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 1,597,000円 |
下取り車 | トヨタ プロボックス 2004年式 シルバー |
下取り車の価格 | 60,000円 |
下取り車の売却先 | ディーラー (![]() |
値引き交渉レポート!
まあ業務用にしか考えていなかったので、私としてはそこまで期待はしていなかったのですが。それでもなぜか奥様が気に入って、三度目のショールーム来場。
仕事で使うカローラフィルダーにどこまで悩んでいるんだって思われていそうで、ちょっと恥ずかしかったのですが、奥様が買うのだったらしっかり悩んで買うべきだと頑としていうので、1ヵ月かけて3度目の来場なのです。
「色は白が絶対にいいと思う。もしまた売るときに白のほうが高くつくんでしょ?」
私の仕事用だといっているのに、奥様が熱弁をふるうのを見て、営業さんもどこか苦笑いしています。奥様の乗るんですか?って質問を三度ほどしていました。そのたびに乗りませんといいながら、質問は奥様ばかり。
私は特に聞くこともなく、ただただ奥様のいう質問に対して、営業さんが答えることを聞いていました。
「赤がいいんですが、在庫ありますか?」
奥さんが目の玉がひっくり返るくらいに私を睨みます。
「赤?そんな車でだれが営業するの?」
私です。と心の中で思いながら、奥様が怖くて言えません。
「営業さん、赤はいいです。白の在庫を調べてください」
営業さんは一応、白と赤の両方を調べてきますと席を立ちました。
「僕の車なんだけど?」
一応言ってみるも、奥様は無視です。確か奥様用に車は買ってあるはずなんですが、なぜここまで熱を持っているのか?私にも分かりません。
営業さんが戻ってきて、どちらもすぐに乗れる在庫車がございますと答えました。
仕事で使うのですぐにほしいところです。私は一応奥様の意見を取り入れて、じゃあ白でお願いしますと言いました。
そこで奥様の鋭い一言。
「何言ってるの?まだ値段が決まってないじゃない?」
前に見積もりもしてもらい、値引きも当初の10万円から15万円にあがっていました。私としてはそれで決まりと思っていましたが、奥様にとってはそうではなかったようです。
すんなり決まったと思っていた営業さん少したじろいで、もうかなり頑張っているのですが、といいますが、奥様は満足でありません。
「何言っているんですか?あと倍の値引きで決めるって言っていたでしょ?」
確かに前の商談で、奥様は最後、倍の値引きしてくれたら、決めるといっていました。
倍というと30万円引きです。営業さんは明らか難しそうな顔で首を振りました。
「そこまではとても…勘弁してください」
言った途端に奥様は立ち上がりました。
「行こ。○○の店のほうがしてくれるって言っていたし」
○○ってどこだと思いながら、すぐに奥様の即興だと気づき、営業さんがかわいそうに思いながらも倣って立ち上がります。
もちろん営業さんは焦って立ち上がり、私たちをとりあえず座らせようとします。
「なによ。無理なんでしょ。だったら仕方ないいじゃない」
奥様は言い出したら聞かない性格なので、繕う暇もありません。
営業さんは多分ここで返したらもうこの商談はなくなると感じたのでしょう。
「分かりました。倍でなんとか頑張りますんで、座ってください」
おおっと私は思いましたが、奥様からしたらそれが余計に勘にさわったようです。
「できるんだったら、なんで初めからしないのよ」
詰められる営業さんに同情です。
「じゃあそれで、決まりにしましょ。あとコーティングとETCくらいはつけといてね、あとは何もいらないから」
すごい剣幕で言い放ち、奥様はやっと座りました。営業さんはどこか文句を言いたげに立ち尽くしていましたが
「時間がないの、早くして」
奥様に鋭く叱責されて、はい、と言って事務所に戻っていきました。
「お前、営業さんがかわいそうだよ」
そう言うと奥様は「何が?できることをはじめからしないからいけないんでしょ。向こうが悪い」とぴしゃって言い放ちました。
まあこれから乗るのは私なのでいいですが、もしこんな客とこれから付き合わなければいけないとなると、営業さんも大変だなって思いました。