ランドクルーザーの評価集

ランドクルーザー200 4WDの性能は?実燃費や雪道走行を徹底評価!

トヨタのSUV「ランドクルーザー」の現行型は、通称200系と呼ばれています。

デビューを2007年までさかのぼるロングセラーモデルながら商品力は衰えず、国内外で根強い人気を保っています。

特徴は、本格派クロスカントリーモデルに相応しく強固なラダーフレーム構造を持つことや、2WD車の設定がなく全車4WD方式となることなどです。

悪路走破性には定評あるこのモデルの実燃費や雪道での走行性能がどの程度の水準にあるかを、徹底的に評価します!

ランドクルーザー200 4WDの価格は?

ランドクルーザー200のライバル車との価格差は?

最大のライバルは?

ランドクルーザー200のライバル車のパジェロ

ランドクルーザー200と直接競合するライバルとして、同じく全車に4WDを採用する三菱自動車のSUV「パジェロ」が筆頭にあげられます。

ランドクルーザーで一番の売れ筋グレードは最上級グレードの「ZX」ですが、その価格は683万6,400円(※北海道地区は685万3,680円)となっています。

一方、パジェロの最上級グレード「スーパーエクシード」の価格は495万1,800円で、188万円ほどの差があります。

車的にはパジェロが一番のライバルですが、上級グレード同士での比較では、実質国産車にはライバルが居ない状態と言えます。

パジェロとの仕様・装備の違いは?

エンジンは、ランドクルーザー200が4.6L V8ガソリンNA(最高出力318ps/最大トルク46.9kgm)を搭載するのに対し、パジェロは3.2L直4ディーゼルターボ(最高出力190ps/最大トルク45kgm)を搭載しています。

スペックはランドクルーザー200が勝る一方で車両重量が400kg重いので、実用域での動力性能はパジェロも引けを取りません。

ただし、振動・騒音などの快適性はランドクルーザーが勝ります。

ランドクルーザーのシートヒーターエリアイメージ

※ランドクルーザー:toyota.jp

一方装備面では、ランドクルーザーにはパジェロには備わらない先進予防安全システム(トヨタセーフティセンスP)やLEDヘッドランプ、後席用シートヒーターが標準装備されるなど、より充実したものとなっています。

ランドクルーザー200 4WDの実燃費は?

カタログ燃費との差は?

ランドクルーザーZXのカタログ燃費(JC08モード)は6.7km/Lですが、実燃費も当サイトによる調査の結果、同一の6.7km/Lという数値が出ています。

カタログ燃費は最近のクロスオーバーSUVと比較すると非常に悪い数値ですが、実燃費の達成率が100%である点は評価できます。

ランドクルーザー200 4WDとライバル車との実燃費の差は?

当サイトの調査によるパジェロの実燃費9.3km/Lで、ランドクルーザー200の6.7km/Lよりも約39%良好な数値となっています。

エンジンの方式や排気量、車両重量の違いからすれば、順当な結果と言えます。

また、ガソリン(ランドクルーザー200はプレミアム指定)と軽油の価格差も含めると、燃料代はランドクルーザーの方が8割程高く付く計算になります。

ランドクルーザー200 4WDの雪道の走行性能は?

ランドクルーザー200の4WDはどんなシステム?

4WDの概要

ランドクルーザー200の4WDシステムはセンターデフ式フルタイム4WDで、前後輪の駆動力配分にはトルセン式LSDが用いられています。

4WDの制御

通常の前後駆動力配分は40:60となるものの、タイヤがスリップした場合やコーナーリング時には駆動力配分を適切に可変させるシステムになっています。

また、ハイ/ロー切り替え式の副変速機が備わるほか、スイッチ操作により滑り易い路面での走破性を高めるセンターデフロックが可能となっています。

ランドクルーザー200のクロールコントロールイメージ画像

※ランドクルーザー:toyota.jp

さらに、路面状況に応じ5種類の走行モードが選択できる「マルチテレインセレクト」や、アクセルやブレーキ操作無しでの極低速走行を可能とする「クロールコントロール」、雪道などの滑り易い路面でも安定した走行を可能とする「アクティブトラクションコントロール」なども標準装備されます。

ランドクルーザー200 4WDの雪道での実際の走行性能は?

発進および加速時

ランドクルーザー2004WDのアクティブトラクションコントロールイメージ

※ランドクルーザー:toyota.jp

オンデマンド型と異なり常時4輪に駆動力を伝達しているため、ホイールスピンが発生しにくい上、万が一スリップしても、アクティブトラクションコントロールが空転した車輪にブレーキをかけると同時に残りの車輪に駆動力を配分してくれるので、安定した走行が可能になります。

登坂および降坂時

登坂時にもアクティブトラクションコントロールが威力を発揮するので、ランドクルーザー4WDでは安定した走行が可能です。

一方、下り坂では2.5トンを超える重い車体がハンディとなるので、オーバースピードは禁物です。

通常走行時

ランドクルーザー200のマルチインセレクト「マッド&サンド」作動イメージ

※ランドクルーザー:toyota.jp

マルチテレインセレクトで「マッド&サンド」を選択すれば、深雪路でも安心して走行することができます。

万が一スタックしてしまった場合でも、クロールコントロールのお陰で脱出できる可能性が高くなります。

深雪でのランドクルーザー200の走行性能は?

ただし、標準装備されるマッド&スノータイヤでは浅い新雪程度までしか対応できないので、深雪路やアイスバーンを走行する際はスタッドレスタイヤが必須になります。

ランドクルーザー200 4WDのまとめ

ランドクルーザー200 4WDの雪上性能は、スタッドレスタイヤさえ履いていれば相当高いレベルにあります。

ただし、下り坂やコーナーでは車両重量の重さがマイナス要素として働くので、慎重に走行する必要があります。

一方、燃費性能に関してはお世辞にも褒められたものでありませんが、このモデルに惚れて乗るからには最初から想定内とも言えます。

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