ポルテの購入データ
契約日 | 2016年7月31日 |
ネーム 年齢 性別 | yoho/30代後半/男性 |
商談地 | 広島県 |
購入グレード | ポルテ X |
メーカー オプション | -- |
ディーラー オプション 他装備付属品 | スタンダードナビ DSRCユニットナビ連動タイプ サイドバイザー ドアハンドルガーニッシュ フロアマット(デラックス) |
オプション総額 | 232,200円 |
車庫証明 | 計上 |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 210,000円 |
オプションからの 値引き額 | 20,077円 |
無料サービス品名 | ガソリン満タンサービス 5,000円 |
値引き合計額 | 235,077円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 1,944,000円 |
下取り車 | スバル レガシー 2008年式 シルバー |
下取り車の価格 | 350,000円 |
下取り車の売却先 | 買取店 (![]() |
値引き交渉レポート!
「もうちょっと待ってください。もう少ししたらかかってきますから」
トヨタのディーラーのショールーム。新しい車に乗り換えようと、ポルテの商談中でした。今乗っている下取りに出す車を他の買取店に査定をお願いしていて、その結果が電話でかかってくるのです。
トヨタの営業さんはどこか落ち着かない感じです。それはそうでしょう。その買取店の査定価格によって、私がポルテを買うかどうか決まるのですから。
「本当だったらうちのほうで何とかしたかったんですが」
トヨタが出した査定額は20万円。しかし買取店は倍の40万円を出してきました。しかしそれはもう一ヶ月も前のことで、買取店はその金額を今でも出せるか分からないと言うのです。
私としましては下取りを40万円として頭の中で計算していたので、それを下回った場合は乗換えをとりあえず考え直そうと思っています。
そしてついに電話がかかってきました。結果は…。
今月中に下取りに出して頂くことが条件で、価格は35万円となりました。お願いしてみましたが、もう40万は厳しいとのことでした。
その差は5万円ですが、私にとってはとても大きい金額です。
トヨタの営業さんにも正直に伝えました。私が買おうとしている車は今月中の納車は何とか大丈夫層との事。しかし問題は差額の5万円です。私は言いました。
「さっきも言いましたが、40万円つかなかったら乗り換えはやめておこうと決めてました。だから」
「待ってください。5万円は確かに大きいですが、これ以上ないほどポルテもお安くしています。さらに今の乗換えを伸ばせば、下取り価格はさらに落ちていきますし、余計に乗換えがしづらくなると思います」
営業さんが必死に言います。私もそのとおりだと思います。時間が経って、下取り価格が上がるわけがありませんし、ポルテもこれ以上ないほど値引きをしてもらっています。
それでもこだわりというか、乗り換えのために自分で決めたことは守りたいと思っていました。それで乗り換えられなくても、縁がなかったのだと割り切ろうと思ったのです。
「せめて、あと少し、あと少しお値引き頑張ります。もう…あと2万円、何とかしますから、乗り換えて頂けませんか?」
「気持ちはありがたいですが、やはりここは譲らずいきたいんです」
営業さんはうな垂れました。悪い気もしましたが、同情で車は買えません。そして見送られてショールームを出ようとしたとき、営業さんが立ちはだかるように私の前に回り、言いました。
「分かりました。やります。やりますから。あと5万円値引きしますから、席に戻ってください」
「え、でも」
もう買わないと決めたのに…、しかし営業さんは私の腕を引っ張り、無理やり先ほどの席に連れていったのです。
そしてお待ちください、と強く言うと、事務所に戻りました。戻ってくると、手には注文書があり、そこの値引きは先ほどの差額、5万円が入っていました。
「これでお願いします。ポルテ、乗ってください」
私は一呼吸吐き出すと、ありがとうございますとつぶやきました。
縁がないと思っていたけど、縁はあったようです。