セレナの購入データ
契約日 | 2008年2月末 |
ネーム 年齢 性別 | chopstick/30代後半/男性 |
商談地 | 大阪府 |
購入グレード | セレナ ハイウェイスター |
メーカー オプション | 寒冷地仕様・両側オートスライドドア |
ディーラー オプション 他装備付属品 | バイザー・パーキングサポートシステム・5years coat・ナンバープレートリム マックガードナンバープレートボルト・フロアカーペット・フロントプロテクター |
オプション総額 | 350,020円 |
車庫証明 | 計上 |
納車費用 | 計上 |
車両本体価格 からの値引き額 | 370,935円 |
オプションからの値引き額 | 105,000円 |
無料サービス品名と総額 | クリーンフィルタ・ナビ取り付け・ETC取り付け費用サービス |
値引き合計額 | 475,935円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 2,650,000円 |
下取り車 | トヨタ エスティマ 2400cc H13年式 51,500キロ シルバー AT |
下取り車の価格 | 1,050,000円 |
下取り車の売却先 | 買取店 (45秒のオンライン無料査定) |
値引き交渉レポート!
今年の年明けにトヨタの「お年玉つき年賀状の番号で商品があたる!」という広告に釣られて、ディーラーに足を運んだのが始まりでした。
アルファードを見ていると、営業マン「とりあえず査定しましょうか?」の問いかけに「はい」と私。
今年車検を迎えるエスティマは少しガタがきていましたが、ディーラーに行くまではまったく購入する気もなく、それを悟られまいと買い客を装ってみたところ一発目の提示額は105万円!
「決算期に向けてあと10万ぐらいは上乗せします。モデル末期で値引きも頑張ります」とやる気満々。おまけにお年玉つき年賀状の番号が3等に当たる始末…。
「こりゃ年明け早々ツイてるなぁ予算的にアルファードは無理だが、2Lミニバンぐらいなら買えるんじゃぁないかな?」と3等のグルメセットが当たって喜んでいる嫁を横目に私の中で3月決算新車購入作戦が実行されようとしていました。
しばらく家庭内営業を控え、まずインターネットで情報収集。(我が家では嫁のOKが出ないとまず大きな買い物がボツになります)
「なになに。3月になると登録ベースで成績が決まるディーラーは2月末までが勝負とな。そうすると次回ディーラー廻りは2月初めかな」
代々トヨタ車を乗り継いできた自分は、今回もノア・ヴォクシーを軸に値引き目標をこのページを参考にしてあれこれ考えました。当然、競合車としてセレナも頭に入れていました。
2月の3連休まで家事を手伝い、休日は家族サービスに徹していたところ嫁の機嫌も日々良くなったので「今度の3連休、車見に行こうか?」と誘うと努力の甲斐あってあっさりOK。
いよいよ、2月の3連休に行動開始!
まずはネッツで買い気満々の客を装い交渉開始。「査定してください。」そこで提示された額はナント75万円。
「たった一月で30万ダウン?こりゃ大変だ。」先月トヨタの別の店で105万が提示されたことを告げるも「査定はその時々の中古車需要で変わりますから。一月でも大きく下がるんです」とこちらの思いを踏みにじるかのような教科書どおりの答え。
ヴォクシーの値引きで頑張るとのことだったが、爬虫類的なフロントデザインが受け入れられなかったので競合のノアを本命に格上げし、カローラ店に。
カローラ店に寄る前に、日産の前を通りかかったところ競合させる予定だったセレナが展示されていたのでとりあえず実車を見てみました。
マイナーチェンジでデザイン的には3車のなかで一番バランスがいいなと感じていたのですが、あくまでトヨタ派の自分としては当て馬程度に話を聞こうという感じで商談。
対応に出てきた営業マンは物腰の柔らかいいい人で、査定金額も85万から95万に上げてもう少し頑張りますとのこと。
実際にセレナを見た感じは外観のデザインはやはり一番いいなという感じで、内装についてもシートアレンジの多さや思っていたほど安っぽさもなく案外食わず嫌いなのかなぁと思いました。MOPナビ等がトヨタに比べてやや劣る点は社外品で対応できるということで、セレナ本命に切り替えて考えだすことに。
ただ、1月に提示された105万円のエスティマの下取り価格が頭を離れず、資金計画もそれに基づいて考えていたため約10万円の資金ショートがこの時点で顕在化しました。
そこで、インターネットにて買取業者に一括査定を申し込んだところ相場はやはり80~90万との回答で厳しい現実を知らされる。
数社から実車を見てさせて欲しいとのことだったため、2社に見てもらいましたが1社は頑張って85万円。最後の1社は価格については具体的価格を提示せず「希望額を教えてください」との対応。「う~ん駄目もとで110万!」と私。
無理は承知でしたが、1月に査定したところ105万が出たことやまだ上乗せする可能性を示唆されていることなどを説明し買い取り担当営業の反応は…。
「相場とはかけ離れていてかなり無理な数字ですが、我々の成績は台数なんです。少々無理しても粗利より台数ですのでご希望に近づけるように頑張ります。」との回答。
「お~っ、もしかしたら100万越えも現実的か?」とニヤつく私に「今すぐ車を渡していただくというお約束を条件にですが」と買取担当者。
次の車も決まっていないのに目先のニンジンに食らいついてはいけないと、その日は帰ってもらいしばらく泳がせようとこちらからは連絡しないように心に決めました。
案の定4日ほど経って「買い替えのほうはどうなりましたか?」と買取担当者から電話が入ったため、「ディーラーも100万で是非と言ってるからそちらにしようかと思っています。」と伝えたところ、「値引き分を上乗せしているはずですからよく考えてください。」とよく聞くセールストークで粘られましたがディーラーなら納車までエスティマにに乗れるし安心であると根拠のないやり取りをし、週末に新車を決めるからそれまで待ってくれとお願いする。
新車のほうは買取業者とのやり取りの間にセレナの情報をインターネットで収集し、値引き目標も自分の中で設定して追い金170万で決着のストーリーを描きました。(この時点では総額285万)
木曜日にこちらから日産に「先日の展示車は20Gだったので、ハイウェイスターの実車が見てみたい」と電話を入れたところ「週末に案内させてください!」と営業マンは俄然やる気モード突入!
土曜日にハイウェイスターを展示している別の日産に出向き、日産同士の競合に持ち込むと応対で出てきたのは若手の元気な営業マン。
すでにセレナに絞って検討していることを述べ、価格的に安くなれば決めたいのでと伝えると「2月に仕入れた在庫車が今月登録手続きできるのなら思い切った値段(265万)で対応します」との情報。
買取価格を100万と勝手に決めつけていたので追い金が165万になったと喜んでいましたが、こちらの日産の査定は85万。追い金は180万と自分の思いとは裏腹に増加しました(トホホ)
しかしながら在庫車といえ総額265万は魅力的で、この条件を持って最初の日産へ。
「ハイウェイスター見てきたよ」と言う私に、「え?どちらでですか」と慌てる営業マン。別の日産で見て在庫車で265万の条件を提示されたが、営業マンとしてはあなたから購入したいと思っていると伝えたところ奥へ引っ込み「ウチは新車で対応します。」との条件提示。
若手の営業マンに明日会う約束をしているから、今日は決められないと伝えて外食後帰宅すると、最初の日産の営業マンが寒い中、家の前で夜訪。
嫁は感動し、私もこれには心を動かされました。
あくる朝、営業マンに昨日のお礼の電話を入れ「お宅に決めるからフロントスポイラーをつけて。」と訳の分からない最終要求。
「ご来店いただいた時にお答えします」ということで再度日産へ。
もちろん要求は聞いていただき、これからの季節花粉症に悩まされる妻のためにクリーンフィルタも最後に付けてもらって契約となりました。
買取業者へはすぐに電話を入れて、新車契約をした旨伝え「100万ならディーラーに下取りを出すがどうする?」と聞いたところ105万の回答が出たので決めました。
今回、かなりディーラー営業マン・買取営業マンに無理を言いましたが一声で家計の何割が助かるのだと心を鬼にして?頑張りました。