シエンタの購入データ
契約日 | 2017年4月2日 |
ネーム 年齢 性別 | 刀/40代半ば/男性 |
商談地 | 三重県 |
購入グレード | シエンタ 1.5 X Vパッケージ |
メーカー オプション | -- |
ディーラー オプション 他装備付属品 | エントリーナビ ETC2.0ユニット・ビルトインタイプ(ナビ連動タイプ) バックガイドモニター ドライブレコーダー サイドバイザー(RVワイド) ガーニッシュセット フロアマット(ベーシックタイプ) インテリアパネル(インパネガーニッシュ)ステップライト |
オプション総額 | 390,420円 |
車庫証明 | カット |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 252,756円 |
オプションからの 値引き額 | -- |
無料サービス品名 | -- |
値引き合計額 | 252,756円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 2,020,000円 |
下取り車 | ホンダ ステップワゴン 2006年式 白 |
下取り車の価格 | 200,000円 |
下取り車の売却先 | ディーラー (45秒のオンライン無料査定) |
値引き交渉レポート!
カッコいい車に乗りたいというのに、家族は揃ってトヨタのシエンタにしたいと言います。次の車はどうするか?と家族で話していたときです。
私は断固反対したのですが、誰も私側になってくれる人はいませんでした。
知らないうちに妻が子供たちとトヨタのディーラーに行ったようで、シエンタのカタログがリビングのテーブルの上にありました。
それでも気付かない振りをしていると、ある休みのとき、家族で買い物に行こうと妻に言われました。妻の運転でドライブしていると、行き着いた先はトヨタだったのです。
さらには、「いらっしゃいませ。◯◯様。お待ちしておりました」と中からスタッフが出てきて、私たちをさも待っていましたというように、お出迎えをしてくれたのです。
「え?」
きょとんとしている私に妻が教えてくれました。
前にトヨタに来たとき、次は夫も連れていくと、今日の約束を取り付けていたようでした。
「ご主人様。営業の◯◯と申します。今日は宜しくお願い致します」
スタッフに名刺を渡され、奥へと連れて行かれます。そこにはシエンタの展示車が置かれてありました。
「黄色い…」
これは乗れないな…と思わせる黄色のシエンタ。まさかこの色にはしないよな?そんな目で妻を見ると、首を振りました。
「大丈夫。色は白か黒だから」
何が大丈夫なのか?そもそも勝手に、何も言わずにこんな約束を取り付けておいて。
そんな私の不満も関係なく、子供たちは嬉しそうにシエンタに乗り込みます。
「試乗もしたけど、良かったよ」
妻が笑って言います。まさか試乗まで済ませていたとは。
あっけらかんとする私にスタッフが話しかけてきます。
「とても上手に乗られていました。奥さまに合っているようです」
微笑んで話すスタッフ。呆然としているのは、私だけです。
「ご主人様、どうぞこちらへ」
さらに奥のテーブルに、1人連れて行かれます。スタッフはなにやら紙を出してきました。それは見積書でした。
「お値段の詳しい話はご主人様でないと、と奥さまに言われていますので」
実車を見に来て、試乗もしていて、見積もりも出してもらっていて。全ては今日のために整えられていたようでした。
「どうでしょうか?ご主人様」
どうでしょうと聞かれても、答えようもありません。私はその思いをスタッフに伝えました。何も知らずに連れてこられて、200万もする見積書を出されて、どうもこうもないと。
「お気持ち、分かります。でも見てください、ご家族の方、みんな嬉しそうですよ。」
嫌なところを攻めてきます。確かに家族はとても楽しそうです。これで私が怒って買わないとなったら、家族のこの雰囲気は完全に壊れてしまうでしょう。
「シエンタかぁ。あ~あ」
私はもう投げやりになっていました。シエンタにするしかありませんでした。
「とりあえず見積もりをちゃんと見せてよ」
「はい。どうぞ」
値引きは25万円。しっかりしてくれています。良いお値引きでしょう。
「まぁ値段も頑張ってくれているし、いいんじゃない?」
「本当にいいの?」
妻と子供たちが寄ってきます。
「いいよ、いいよ。でも色は黒にしてほしいな」
「黒でいいよ!やった」
家族みんなが喜びました。
まぁいいかなと思うことにします。家族で楽しく乗っていこうと思います。