スペーシアの人気グレードを比較！リセールバリューから見るおすすめのグレードは？

より快適で安全で楽しい車への進化を目指し、2023年11月にフルモデルチェンジを受けたスズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア / スペーシア カスタム」。

先代モデルから全方位的にアップグレードされ、商品力が大幅に向上しました。

ここではスペーシアのグレード選びのポイントを装備や実燃費、リセールバリューなどの観点から解説しますので、新車購入時の参考にしてみてください。

スペーシアの価格が一番安いグレードは？

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・スペーシア ハイブリッド G（2WD車）　1,530,100円

スペーシア / スペーシアカスタムで一番価格の安いグレードは、「ハイブリッド G」の2WD車です。

ひとつ上のグレード、ハイブリッド X (1,705,000円) よりも174,900円安く価格設定されています。

このハイブリッド Gに何もオプションを付けないで注文すれば、最安値でスペーシアが購入できます。

価格の安い分、ハイブリッド Xと比べ装備面で見劣りしますが、エンジンなど基本性能に差はないので、割り切れるならリーズナブルなグレードと言えるでしょう。

スペーシア ハイブリッド Gはいくらで買える？

スペーシア ハイブリッド Gが実際のところ総額いくらで買えるのか、シミュレーションしてみましょう。

※車両値引き金額については、最新の値引き額をご確認下さい。

オプションは何も付けず、車両値引きの目標値を達成できた場合の支払総額は、約148万円となりました。

しかし、さすがにフロアマットも付けないのは現実的ではないので、ディーラーよりも割安なネット通販やカー用品店で手に入れるといいでしょう。

またカーナビやドライブレコーダーなどが必要な場合も、ネット通販などで購入した方が安く済みます。

スペーシアの売れ筋のグレードは？

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・スペーシア カスタム ハイブリッド XS（2WD車）　1,995,400円

スペーシア / スペーシアカスタムで一番売れ筋のグレードは、「カスタム ハイブリッドXS」です。

販売台数がスペーシア全体のおよそ1/3を占める人気ぶりとなっています。

カスタムならではのクールで上質な内外装や、下位グレードにはない至れり尽くせりの装備が人気の要因でしょう。

スペーシア カスタム ハイブリッド XSはいくらで買える？

スペーシア カスタム ハイブリッド XSが総額いくらで買えるのか、今度は定番オプションをひととおり付けて購入シミュレーションをします。

※車両値引き金額については、最新の値引き額をご確認下さい。

選択するオプションにもよりますが、上記の仕様でスペーシア カスタム ハイブリッドXSを購入した場合の支払総額は、値引きを含め約222万円となります。

スペーシア カスタム ハイブリッド XSの人気装備は？

売れ筋グレードのスペーシア カスタム XSで特に人気の高い装備について解説します。

ヘッドアップディスプレイ

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イグニッションをオンにすると運転席正面のダッシュボード上部にディスプレイがポップアップし、運転に必要な様々な情報を表示する装備です。

表示項目は速度やタコメーター、瞬間燃費、運転支援機能や警告など多岐に及びます。

メーターに視線を落とさずに済むので、常に前方を見ながら運転できるのは安全上大きなメリットです。

またヘッドアップディスプレイを見る時も目の焦点距離がほとんど変わらないので、眼精疲労も起こりにくくなります。

ワンアクションパワースライドドア＋スライドドアクローザー

携帯リモコンをポケットやバッグなどに入れておけば、スライドドアのボタンを押すだけでドアが解錠し電動オープンするワンアクションパワースライドドアを採用。

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荷物を持っている時や子供を抱いている時などに便利です。

また電動スライドドアを任意の位置で停止できる一時停止機能も備わります。

さらに手動でスライドドアを閉める際、半ドアの位置まで閉めれば自動で完全に閉まり切るスライドドアクローザーも装備。

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半ドアになる心配がないので、力の弱い子供やお年寄りを乗せる場合も安心です。

スリムサーキュレーター

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車内の空気を循環させ、冷暖房の効率を高めるスリムサーキュレーター。

理想的な頭寒足熱の車内環境が実現するほか、前後席の温度差も解消できます。

室内空間の広いスペーシア / スペーシア カスタムには必須の装備と言えるでしょう。

また静音設計なので、動作音が気になることもありません。

運転席&助手席シートヒーター＋ステアリングヒーター

運転席と助手席に、座面を温めるシートヒーターを採用。

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スイッチを入れると短時間で温まるので、寒い日も乗り出しから快適に過ごせます。

さらに、ステアリングリムを温めるステアリングヒーターも装備。

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指が冷たくなりがちな冬場でも、快適なドライブができます。

プレミアムUV&IRカット フロントドアガラス

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フロントドアガラスに、お肌の大敵である紫外線を約99％カットするプレミアムUVカット機能と、じりじりした暑さの要因となる赤外線を約70％カットするIRカット機能を採用。

特に夏場にメリットの大きい機能ですが、冬でも直射日光の影響は受けるので、一年をとおして恩恵に預かれます。

電動パーキングブレーキ＋ブレーキホールド

ボタンひとつでパーキングブレーキの作動・解除ができる電動パーキングブレーキを装備。

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足踏み式よりも遥かにスマートに操作できます。

またアクセルを踏むと自動で解除されるので、パーキングブレーキを引きずったまま走り出してしまうミスも起きません。

停車時も、シフトポジションをDに入れると自動でパーキングブレーキが掛かるので大変便利です。

この電動パーキングブレーキに付随する機能が、ブレーキホールド。

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イグニッション起動後に一度ホールドボタンを押しておけば、ブレーキペダルから足を離してもそのままブレーキが保持されます。

発進時はアクセルペダルを踏めば自動で解除。

渋滞時や信号待ちの時もブレーキペダルを踏み続ける必要がないので、足の負担が軽減されます。

アダプティブクルーズコントロール＋車線維持支援機能

アダプティブクルーズコントロールは、先行車と一定の車間距離を保ちながら自動で追従走行する運転支援装備です。

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脇見運転やぼんやり運転などで車間距離が詰まってハっとする、というようなこともなくなります。

また車線維持支援機能は、車線の中央付近を走行するようステアリング操作を支援する装備です。

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ハンドルを切り損ねて車線を逸脱するような事故を防ぐことが可能です。

この2つの機能があれば、高速道路や自動車専用道などでの運転の負担や事故リスクが減ります。

スペーシアの価格が一番高いグレードは？

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・スペーシア カスタム ハイブリッド XSターボ（4WD車）　2,193,400円

スペーシア / スペーシアカスタムで価格の一番高いグレードは、カスタム ハイブリッド XSターボの4WD車です。

一番価格の安いハイブリッド Gと比較すると、663,300円高額に設定されています。

スペーシア カスタム ハイブリッド XSはいくらで買える？

値引きを含めてカスタム ハイブリッド XSターボが総額いくらで買えるのか、先ほどと同じようにオプションを付けてシミュレーションしてみました。

※車両値引き金額については、最新の値引き額をご確認下さい。

上記の仕様でスペーシア カスタム ハイブリッドXSターボを購入した場合の支払い総額は、値引きを含め約246万円となりまます。

最廉価グレードのスペーシアハイブリッドGと比べ、オプションを多数選んでいることもありますが支払い総額で約98万円の差が出ました。

スペーシア カスタム ハイブリッド XSターボの人気装備は？

ワングレード下のカスタム ハイブリッド XSとはエンジンにも違いがありますが、ここでは装備の違いを見てみましょう。

 パワーモード

パワーモードのスイッチを押すと、通常よりもエンジン回転が高めにキープされると同時に、モーターのトルクもアップします。

アクセルを深く踏み込まなくても力が出るので、特に高速道路やワインディングロードを元気に走りたい時に便利です。

ターボエンジンのパワーにこのパワーモードが加われば鬼に金棒で、軽自動車とは思えない走りっぷりを味わえるでしょう。

パドルシフト

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無断変速のCVTを敢えて7段に区切り、マニュアル車のような運転を可能にします。

変速操作はステアリング左右のパドルで行い、右のパドルを引けばシフトアップ、左のパドルを引けばシフトダウンです。

カーブの連続する山道でも両手でステアリングを握ったまま変速できるので、安全にスポーツ走行ができます。

また下り坂でスピードを調整したい時も、パドルを使って適切なギアを選ぶことで対応できるなど、思っている以上にメリットの大きい装備です。

スペーシアの燃費が一番良いグレードは？

・スペーシア ハイブリッド G (2WD車)　25.1㎞/L

スペーシア / スペーシアカスタムはガソリンエンジンに小出力モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを全グレードに搭載するため、純ガソリン車のN-BOXやタントなどより燃費性能が優れています。

その中でも一番燃費が良いのは、最廉価グレードのハイブリッドGの2WD車です。

ただし全方位モニター付メモリーナビを装着すると車両重量が10kg増加するため、カタログ燃費が25.1km/L→23.9km/Lへ低下します。

スペーシア ハイブリッド Gはガソリン満タンで何キロ走る？

スペーシア ハイブリッド Gの実燃費は20.0㎞/Lで、カタログ値の80％を達成しています。

スペーシア の燃料タンク容量は27Lで、ガソリン残量が4Lまで減少すると残量警告灯が点灯します。

ガソリン満タンの状態から残量が5Lに減るまで走行した場合、無給油で走れる距離は、

(27L-5L)×20Km/L=440km

スペーシア ハイブリッド Gは計算上で約440㎞の走行が可能です。

東京から高速道路で大阪方面に向かう場合、一回の給油で草津くらいまで走れるでしょう。

スペーシアの燃費が一番悪いグレードは？

・スペーシア カスタム ハイブリッド XSターボ (4WD車)　19.8km/L

スペーシアで一番燃費の悪いグレードは、カスタム ハイブリッド XSターボの4WD車です。

パワフルな反面燃費性能の劣るターボエンジンを搭載していることや、2WD車より車両重量が重いことから燃費の点で不利になっています。

スペーシア カスタム ハイブリッド XSターボ 4WDのガソリン満タンで走れる走行距離は？

スペーシア カスタム ハイブリッド XS ターボ 4WD車の実燃費は15.8km/Lです。

先ほどと同じように無給油で走行できる距離を計算すると、

(27L-5L)×15.8Km/L=347.6km

一回の給油で走行できるのは約350kmなので、東名高速道路の東京から名古屋までノンストップ走行ができそうです。

スペーシアの自動ブレーキのあるグレードは？

スペーシア / スペーシア カスタムは全車に「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」と呼ばれる自動ブレーキを標準装備。

フロントグリルに装着されたミリ波レーダーとフロントウィンドウ上部に搭載された単眼カメラの2つを使い、車両や二輪車、自転車、歩行者を検知します。

また駐車時のような低速時でも自動ブレーキを働かせる「低速時ブレーキサポート」も装備するので、衝突事故対策は万全です。

スペーシアの両側電動スライドドアが標準装備のグレードは？

スペーシア / スペーシアカスタムで両側電動スライドドアが標準装備されるグレードは、ハイブリッド X／カスタム ハイブリッド XS／カスタム ハイブリッド XSターボの3タイプです。

カスタム ハイブリッド GSは左側のみ電動スライドを標準装備し、右側は手動式となります。

ハイブリッド Gの場合は、左右とも手動式スライドドアです。

この2つのグレードは、オプションで電動スライドドアを追加することもできません。

スペーシアのスポーツ/エアロタイプのグレードは？

・スペーシア カスタム 全グレード

スペーシア カスタムは全グレードにエアロ形状のフロント&リアバンパーが備わるほか、ルーフエンドとサイドアンダーにスポイラーが標準装備されます。

スペーシア カスタムの特徴は？

スペーシア カスタムは上記のエアロパーツのほか、大型のメッキ&ブラックフロントグリルやメッキフロントバンパーガーニッシュなどを採用し、迫力あるエクステリアを実現しています。

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さらにディーラーオプションの各種ガーニッシュを追加することで、よりゴージャスにイメージアップすることも可能です。

一方インテリアは、ブラックを基調にセミマットボルドーの差し色が入り、シックな中にも洒落た雰囲気を醸します。

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またエアコンルーバーガーニッシュやオーディオガーニッシュなどはピアノブラック調で、ドアトリムにはクロスが張られるなど上質な仕上がりが特徴です。

さらにカスタム ハイブリッド XS / ハイブリッド XSターボには、スペーシア G / Xには備わらない本革巻ステアリングホイールと本革巻シフトノブが装備されます。

本革ならではの触り心地の良さや上質感は、高い満足感を与えてくれるでしょう。

なお、カスタム ハイブリッド GSはG / Xと同じウレタンステアリングなので、質感が少し下がります。

買取相場から見るスペーシアのおすすめグレードは？

スペーシア / スペーシア カスタムの数年後の買取相場は、グレードによって異なります。

一例として、3年後のスペーシア / スペーシア カスタムのリセールバリューから見るおすすめのグレードを紹介しましょう。

新車から3年落ちのスペーシアのリセールバリューは？

新車登録から3年経過後のスペーシア / スペーシア カスタムのグレード別リセールバリューです。

スペーシア / スペーシアカスタムのリセールバリューは60～70％台と全般的に高めなので、買い替えの際に有利な車と言えます。

特に4WD車のリセールバリューが高い傾向です。

リセールバリューから見るスペーシアのおすすめグレードは？

スペーシア / スペーシアカスタムの3年落後のリセールバリューから見たおすすめグレードは、「ハイブリッド X（4WD）」と「カスタム ハイブリッド XSターボ（2WD / 4WD）」です。

4WDが必要ないなら、カスタム ハイブリッド XSターボの2WD車が売却時にもっとも損失の少ないグレードになります。

雪国のユーザーなどで4WDが必要なら、ノーマル系ならハイブリッド Xが、カスタム系ならハイブリッド XSターボが残価率の高さからおススメです。

リセールバリューで得するおすすめのカラー＆装備は？

スペーシアの売却時にリセールバリューの高いボディカラーは、「ピュアホワイトパール」と「ブルーイッシュブラックパール3」です。

この2色なら、ほかのボディカラーよりも10～15万円程度高い査定金額が期待できます。

ピュアホワイトパールは27,500円の有料カラーですが、余裕で元が取れてしまう計算です。

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