2015年4月にフルモデルチェンジし、5代目となったステップワゴン。
2017年9月28日にマイナーチェンジが入りました。
他のミニバンにはないリアハッチに設けられたわくわくゲートのようなデザインはもちろん、テールゲートスポイラーを空力に考慮した形状に変更することでよりスポーティなデザインに進化しました。
こちらでは、そんな魅力溢れるステップワゴンを選ぶ上でのポイントを絞って紹介していきたいと思います。
この記事の目次
ステップワゴンの価格が一番安いグレードは?
ステップワゴン B FF駆動 2,288,520円
ステップワゴンで一番安いのはグレードBのFF駆動モデルとなります。
一つ上のグレードGとは25万円以上の価格差があります。
このモデルに最低限のオプションを装着した場合のシミュレーションをしてみましょう。
購入グレード | ステップワゴン B (FF)(ブラックパール) |
車両本体価格 | 2,288,520円 |
装着オプション | フロアマット |
オプション金額 | 46,936円 |
諸費用・税金 | 199,540円 |
▲270,000円 | |
支払総額 | 2,264,996円 |
オプションはフロアマットのみです。
ナビはディーラーオプションから選択することも可能ですし、それに合わせてバックカメラやETCを装着できるお得なパッケージもあります。
価格が安いステップワゴン Bは省かれる装備がある
ステップワゴンBは下位グレードということもあり、他のグレードとは装備面で差があります。
両側パワースライドドア
Bは、左側パワースライドドアが付いていますが、右側には付いていません。
片側だけで十分だという人はBでも問題ないでしょう。
わくわくゲート
今回のステップワゴンの特徴である、リアハッチのわくわくゲートはグレードBでは装備されません。
スマートキー
ポケットの中にキーを入れておけばそれでことが足りてしまう点が非常に便利なスマートキー。
一度使用するとその便利さから手放せなくなるユーザーが多いオプションとなっていますが、残念ながらBには装備されていません。
25万円高値にはなりますが、ひとつ上のGならば上記3点のオプションが標準装備となっています。
自分に必要な装備と価格がマッチしたグレードを選んでいきたいですね。
ステップワゴンの価格が一番高いグレードは?
ステップワゴン 2.0スパーダ ハイブリッド G・EX Honda SENSING 3,559,680円
ステップワゴンで一番高いグレードは、スパーダハイブリッドG・EX Honda SENSINGです。
最廉価グレードのBとは約127万円ほどの価格差がありますが、その分機能・装備は非常に充実しています。
購入グレード | ステップワゴン 2.0スパーダ ハイブリッド G・EX Honda SENSING(FF) |
車両本体価格 | 3,559,680円 |
メーカーオプション | プラチナホワイトパール |
メーカーオプション価格 | 37,800円 |
装着オプション | フロアカーペット |
オプション金額 | 46,936円 |
諸費用・税金 | 135,940円 |
車両値引き | ▲270,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲9,000円 |
支払総額 | 3,365,416円 |
ナビ・ETC・両側スライドドア・わくわくドア・スマートキー等は標準装備となっているので、ほぼ付ける必要のあるオプションはないと言っても過言ではありません。
自動ブレーキを含む安全装備(ホンダセンシング)も標準装備となっているので、快適な上に安全性能も高レベルなグレードとなっています。
ステップワゴンで燃費が一番良いグレードは?
ステップワゴン スパーダハイブリッド全グレード 25.0km/L
ステップワゴンのハイブリッドは2017年9月に追加されました。
それまでのガソリン車では17km/Lが最高でしたが、ハイブリッドが追加され燃費が良いグレードが増えました。
気になる平均実燃費では14.39km/Lと数値的には大きく落ち込みますが、ミニバンとしては良い方でしょう。
長くステップワゴンを所有して、距離を多く乗ることを考えている人には、ハイブリッドの方がお得感が強くなるでしょう。
ステップワゴンはガソリン満タンで何キロ走る?
ステップワゴンのタンク容量は52Lとなっています。
取扱説明書によれば燃料の残量警告灯は8Lの段階で点灯するため、仮に警告灯が点灯してから残り5Lになるまで走ったとすると・・・
実際に消費したガソリンは52L-5Lで47Lです。
実燃費14.39km/L×47L=676.33km
無給油で大体650kmは走行可能だと言えるでしょう。
実際、給油計が0になってからも意外と走ることができます。
しかし、自分の実体験にはなりますが、高速道路を走行中に大雪に降られた時の話です。
雪が一気に積もること自体が予想外であり急なことだったため、周りのクルマの多くが動けなくなり、高速道路で足止めを食らってしまったことがありました。
そして、暖をとるためにエアコンも付けていたので・・・みるみるうちに自分のクルマはガス欠になってしまったのです。
すぐさまその時の現在地から一番近いガソリンスタンドを調べ電話したところ、従業員の方が1000円分手で持ってきてくれました。神様に見えました。
それが無かったら・・・と考えると怖いです(笑)。
それ以後、ガソリンは余裕を持って給油するようにしています^^;
ステップワゴンの燃費が一番悪いグレードは?
ステップワゴン スパーダ 4WD 15.0km/L
燃費が一番悪いのはステップワゴン スパーダシリーズの4WDです。
4WDという駆動システムの重量もありますが、装備においても両側スライドドアを標準装備していることで更に重量が増しています。
ステップワゴン スパーダ 4WDはガソリン満タンで何キロ走る?
ステップワゴンスパーダ 4WDの実燃費は10.53km/Lです。先ほどと同じ47Lの燃料を消費するまで走行した場合、494.91kmとなります。
実燃費10.53×47L=494.91km
自動ブレーキのあるグレードは?
ホンダにおける自動ブレーキシステムは「ホンダ センシング」の機能の一つです。
ステップワゴンの場合、FF・4WDに関わらず全てのグレードにホンダセンシングを装備したグレードが用意されています。(一部グレードでホンダセンシング無しも選べます)
ホンダセンシングが装備されている場合・されていない場合の価格差はグレードにもよりますが、最廉価グレードのBにおいては167,400円の差額となっています。
事故を未然に防ぐことができる等の安全機能を充実させたい場合は、ホンダセンシングを装備した仕様を選ぶことをおススメします。
両側電動スライドドアが標準装備のグレードは?
ステップワゴンで両側電動スライドドアが標準装備のグレードは、「Bグレード」以外全てのグレードに標準装備となっています。
Bグレードでは片側のみ電動スライドドアとなっており、メーカーオプションでも両側電動スライドドアの設定はありません。
小さなお子さんがいるファミリーなどで両側パワースライドドアが必要な方は、B以外のグレードを選びましょう。
ステップワゴンのスポーツ/エアロタイプのグレードは?
ステップワゴン スパーダ
ステップワゴン モデューロX
スパーダはスポーティで迫力あるスパーダ専用のエアロフォルムを採用したグレードです。
スパーダG-EXとGには本革巻きステアリングホイールやインラインタイプのLEDヘッドライトなども装備しており、内外装共にスタイリッシュな仕上がりになっています。
モデューロXは、ダーククロームメッキとブラックの組み合わせによる精悍な顔つきの専用フロントグリルを採用。
直進での安定性を高めた専用フロントエアロバンパーも装備することにより、外装のイメージを更にスポーティに仕上げています。
ステップワゴンのエコカー減税額が一番多いグレードは?
ステップワゴン スパーダハイブリッド G・EX ホンダセンシング(FF)
ステップワゴンは全車が【自動車重量税:25%減税】【自動車取得税:20%減税】のエコカー減税対象です。
その中でも特にお得なエコカー減税が適用されているグレードは2017年9月より追加されたハイブリッド車です。
ステップワゴンのハイブリッド車は【取得税:非課税】 【重量税:免税】 【グリーン化特例により自動車税概ね75%減税】となっているため、環境にも優しくお財布にも優しい仕上がりとなっています。
その中でも上級グレードの「スパーダ ハイブリッド G・EX ホンダセンシング」は、新車価格が高く自動車取得税に比例した減税額も多くなっているため、一番エコカー減税が多いグレードとなっています。
各ハイブリッド車の合計減税額は下記です。
- スパーダ ハイブリッドB ホンダセンシング: 112,500 円
- スパーダ ハイブリッドG ホンダセンシング:113,700 円
- スパーダ ハイブリッドG・EX ホンダセンシング: 119,000 円
ステップワゴンの売れ筋のグレードは?
ステップワゴン スパーダ 2,840,000円~
やはり売れ筋なのがスパーダシリーズとなっています。
スパーダおなじみのエアロ人気に加え、他グレードには無い、よりクールでスポーティーな雰囲気を醸し出すブラックで統一された室内も人気の秘訣となっています。
このスパーダの値引き見積もりは以下です。
購入グレード | ステップワゴン スパーダ ホンダセンシング FF |
車両本体価格 | 2,852,280円 |
メーカーオプション | ホワイトオーキッド・パール |
メーカーオプション価格 | 37,800円 |
装着オプション | フロアカーペット、ドアバイザー、ナビスペ用インターナビ、リアカメラdeあんしんプラス |
オプション金額 | 323,935円 |
諸費用・税金 | 211,540円 |
車両値引き | ▲270,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲64,000円 |
支払総額 | 3,091,555円 |
購入グレード | スパーダ ハイブリッド G・EX ホンダセンシング FF |
車両本体価格 | 3,559,680円 |
メーカーオプション | プラチナホワイトパール |
メーカーオプション価格 | 37,800円 |
装着オプション | フロアカーペット、ドアバイザー、ナビスペ用インターナビ、リアカメラdeあんしんプラス |
オプション金額 | 361,368円 |
諸費用・税金 | 135,940円 |
車両値引き | ▲270,000円 |
オプション値引き(20%) | ▲51,000円 |
支払総額 | 3,773,788円 |
両グレードとも、ボディカラーはプラチナホワイトパールを選択しました。
プラチナホワイトパールは、メーカーオプション代金37,800円がかかりますが、売却時にプラス査定が期待できるカラーのため、オプション代金の元が取れるカラーとなっています。
リセールバリューから見るステップワゴンのおすすめグレードは?
数年後の買い替えを見据えてステップワゴンを買うなら、リセールバリューの高いグレードを選ぶのも一つの選択方法です。
ここでは、現行型ステップワゴンの1年落ちの買取相場と3年落ちの買取相場から、リセールの高いオススメのグレードを紹介します。
ステップワゴンご購入時のご参考にどうぞ!
1年落ちステップワゴンハイブリッドのリセールバリューは?
グレード名 | 買取相場 | 新車時価格 | 1年後のリセールバリュー |
スパーダ ハイブリッド B | 274万円 | 313.6万円 | 87.3% |
スパーダ ハイブリッド B・ホンダセンシング | 290万円 | 330.0万円 | 87.8% |
スパーダ ハイブリッド G・ホンダセンシング | 280万円 | 335.0万円 | 83.5% |
スパーダ ハイブリッド G・EX ホンダセンシング | 307万円 | 355.9万円 | 86.2% |
※中古車オートオークション相場調べ(1年1万キロ平均の走行距離)
現行型ステップワゴンハイブリッドの新車から1年落ちのリセールバリューを調べてみました。
全体的に80%以上のリセールバリューがあり、ステップワゴン・ハイブリッドの中古車市場での需要の高さがわかります。
ほとんどグレード間に差はありませんが、ハイブリッドGホンダセンシングのリセール割合が若干落ちているのが気になります。
「ハイブリッドB」のみ、パワースライドドアが片側となっていますが、1年落ちの相場では、買取金額に影響は無さそうです。
3年落ちステップワゴンのリセールバリューは?
グレード名 | 買取相場 | 新車時価格 | 3年後のリセールバリュー |
B | 135万円 | 228.8万円 | 59.0% |
B・ホンダセンシング | 140万円 | 245.5万円 | 57.0% |
G | 183万円 | 254.0万円 | 72.0% |
G・ホンダセンシング | 188万円 | 266.1万円 | 70.6% |
G・EXホンダセンシング | 202万円 | 286.2万円 | 70.5% |
スパーダ | 192万円 | 273.1万円 | 70.3% |
スパーダ・ホンダセンシング | 197万円 | 285.2万円 | 69.0% |
スパーダ・クールスピリット・ホンダセンシング | 208万円 | 305.1万円 | 68.1% |
B(4WD) | 165万円 | 254.7万円 | 64.7% |
B・ホンダセンシング(4WD) | 170万円 | 271.5万円 | 62.6% |
G(4WD) | 192万円 | 277.7万円 | 69.1% |
G・ホンダセンシング(4WD) | 197万円 | 289.8万円 | 67.9% |
G・EX ホンダセンシング(4WD) | 211万円 | 307.8万円 | 68.5% |
スパーダ(4WD) | 226万円 | 296.8万円 | 76.1% |
スパーダ・ホンダセンシング(4WD) | 231万円 | 308.9万円 | 74.7% |
スパーダ・クールスピリット ホンダセンシング(4WD) | 229万円 | 324.5万円 | 70.5% |
※中古車オートオークション相場調べ(1年1万キロ平均の走行距離)
新車から3年落ちのステップワゴンのリセールバリューです。
一般的な3年落ちのリセールバリューは50%~55%と言われているため、ステップワゴンは全グレードにおいて平均以上の買取相場があるということになります。優秀なクルマですね。
全体では、スパーダのリセールバリューが高く、FFと4WDでは4WDの方が買取相場が高くなっています。
リセールバリューで選ぶステップワゴンのおススメグレードは?
ステップワゴン スパーダ・Honda SENSING 2,852,280円
ステップワゴンの「スパーダ」シリーズは年数が経過しても、安定した買取金額が付く可能性が高いグレードです。
内外装ともにスポーティー仕様となっているスパーダは、中古車市場での人気が高く、高額査定を受ける傾向が強いです。
スパーダの4WDは流通台数が少ない中、4WD需要は一定にあるので、リセールバリューは良くなる傾向です。
必要な地域なら、4WDを選んでも損は無いでしょう。
下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
新車を買うなら、購入価格も気になるところではないでしょうか。
もし下取り車があるなら下取り車を高く売ることで、トータルで新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
新車が高いなら新古車も選択肢に入れてみる
ガリバーの中古車ご提案サービスなら希望する車種や条件、予算などを伝えれば、 ぴったりの中古車を無料で探してくれます。
なので自分で1台1台中古車を探したり、比較する手間や時間が掛かりません。
また、本当に程度の良いお買い得な中古車は、非公開車両として中古車販売店に並ぶ前に売れてしまいます。
そう言った市場に出回る前の非公開車両も優先的に紹介してくれるので、よりお得な中古車を提案してくれるでしょう。
「燃費のいい車を探して」「予算50万以内で荷物を積める車を探して」と言ったリクエストも可能です。中古車探しで気になる事は、なんでも相談してみるといいでしょうね。
ステップワゴンの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのステップワゴン値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がステップワゴンを限界値引きで購入しています。
今月のステップワゴンの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。