ヴィッツの購入データ
契約日 | 2016年1月24日 |
ネーム 年齢 性別 | supersonic/20代後半/男性 |
商談地 | 東京都 |
購入グレード | ヴィッツFMパッケージ |
メーカー オプション | -- |
ディーラー オプション 他装備付属品 | サイドバイザー、フロアマット、ETC、リヤバンパーステップガード |
オプション総額 | 70,680円 |
車庫証明 | カット |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 204,674円 |
オプションからの 値引き額 | -- |
無料サービス品名 | ガソリン満タン、エンジンオイル交換券(2回分) 16,000円 |
値引き合計額 | 216,000円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 1,210,000円 |
下取り車 | -- |
下取り車の価格 | -- |
下取り車の売却先 | -- (![]() |
値引き交渉レポート!
仕事でも使う車として、小型の車を探していました。
何を乗ってもそこまで問題はないのですが、
月に2万円までは会社の経費でまかなってくれるということで、お金出してくれるしいい車に乗るか?
とも思いましたが、まあお得意先を回るので、嫌味な車になってもいけないと、普通の小型車にすることにしました。
検討車種は日産のマーチと、トヨタのヴィッツです。
マーチは奥様が猛反対(自分が乗るわけでもないのに)なので、ほとんどヴィッツには決まっていました。
でも会社命令で、購入時は上司を連れて行くと決まっていましたので、上司と一緒にトヨタのショールームを訪れました。
ヴィッツなら動かしやすくていい、と上司も納得してくれました。その上司も前の仕事用車はヴィッツだったそうです。
出てきたのは新卒ほやほやっぽい若い男性。
一通り車の説明をすると、見積もりへと進みます。
「社用車となりますと、法人ご契約ですか?」
「違うよ。一応個人が購入して、それを仕事用で使うの」
上司はこういう交渉の場になれているのか、さばさばと言います。どちらかというと、営業のほうがおされ気味です。
「会社で出せるお金決まっているから、安くしてよね」
「はい。頑張ります」
出せるお金はとくには決まっていないと思いましたが、とりあえず黙っていました。ここは上司に任せようと。
見積もりが出されます。
値引きは8万円。
5月登録プレゼントとして、ガソリン満タンというチラシを一緒に見せてきます。
「ガソリン満タンは当たり前でしょ?こうやって何回も社用車買いに来たけど、ガソリン満タンじゃなかったところなかったよ」
自信満々に言う上司に営業もたじたじです。
「ところで8万円って何なの?君が持っている最大の値引き?」
「は…、いえ、もう少し頑張れますが」
「じゃあ最初から頑張ってきてよ。こっちは冷やかしできているんじゃないんだからさ」
確かに買いに来ているのです。
出せるならはじめから出してくれたほうがスムーズに事が進むと思うのですが。
だけど営業はどこか歯にものがはさまったような言い方で、言葉を濁します。
「5月登録にご協力頂けますでしょうか?」
「なんでも協力するよ。って、こっちだって早く車がいるんだから。車なかったら仕事できないでしょ」
若い営業のはっきりしないものの言い方に上司も苛立ってきたのでしょう。言葉がかなりきつくなってきました。こんな客だったら、嫌だろうなって少し営業に同情です。
「ではどこまですれば…」
「20万円」営業の言葉にかぶせるように強く言います。
「そこまでしたら今決めるよ。ハンコも持ってきている。無理なら他所のトヨタにいくから。早く上の人に聞いてきて」
無理な値引きを言えば事務所に引っ込んで、上の人に確認しにいく。あとで上司に聞くところによると、これがセオリーだそうです。上司はその営業が言うことを省いたんですね。
営業は弱げにうなづくと、事務所に下がっていきました。
待っている間、上司は交渉は端的に、強く、ぐだぐだしていると、主導権を握れない。といいました。
確かに始まってものの30分も経っていませんでしたが、明らかに主導権を握っていたのは、この上司でした。
営業が出てくると、横に所長さんもいました。
20万円もの値引きはあまりに大きすぎてできないと、説明してきましたが、上司はしないなら、買わないだけと一点張り。
そんなやりとりをもう15分ほどやって、最後は所長さんが折れました。せめてガソリン無料は無しにしてもらえないか?といってきましたが、
「5月登録でしてくれるって書いているのにそれはないでしょ。ちゃんと入れておいて。あとは何も言わないから」
まあそれは当然ですよね。
結論を言うと、こっちが望んだ車は在庫がなくて、5月登録ができませんでした。そこは交渉巧みな上司、納期が遅れたのはそっちのせいだし、ガソリン無料は当たり前。
こっちも仕事に支障をきたしているんだからと、さらにものを要求し、エンジンオイル交換券をもぎとっていました。
かなり強気の交渉でした。上司は年に何回もこうやって会社に使う車の交渉にきているらしく、慣れてきたらできると豪語していました。そんなものなんですかね。