ユーティリティの高さや厳ついマスクが人気を集めているヴォクシーは、2022年1月のフルモデルチェンジで全面的に生まれ変わりました。
従来同様、乗車定員は7人乗りと8人乗りが設定されていますが、どちらを選んだらよいのか迷っている人も多いはず。
ここでは7人乗り・8人乗りそれぞれのメリット・デメリットを解説、更にどちらを選ぶべきかをアドバイスしますので、参考にどうぞ。
ヴォクシーの7人乗りのシートアレンジ
スーパーリラックスモード
3列目シートを跳ね上げ2列目シートを後方にロングスライド (最大745mm) させることで、足を思い切り伸ばせるリラックススペースが出現します。
ヴォクシー7人乗りで一番の特等席なので、奪い合いが生じるかもしれません。
リヤフラットソファモード

toyota.jp/voxy
2列目・3列目シートの背もたれを水平に倒すことで、フルフラットなスペースが出現。
ドライブの途中に駐車場で小休止する際だけでなく、車中泊にも活用できます。
後席トライアングルモード

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2列目シートの片側のみをロングスライドさせることで、反対側の2列目シート・3列目シートの乗員とトライアングル (三角形) を形作るモードです。
親が2人の子供を同時に世話するケースなどに活用できます。
前席ベビーケアモード

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助手席と2列目シートを一番前にスライドさせれば、運転席に座ったまま2列目のチャイルドシートに座った乳幼児のお世話ができます。
7人乗りだけのシートアレンジで、子育て世代のファミリーには大変重宝するはずです。
フロントフラットソファモード

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1列目シートの背もたれを水平に倒し、2列目シートの座面とつなげることで休憩スペースを作り出します。
仮眠を取るほどではないものの、車内でちょっとくつろぎたい時はリヤフラットソファモードよりもこちらのモードが良いでしょう。
ラゲージモード

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3列目シートを折りたたんで左右に跳ね上げると、荷室長が270mmから980mmまで拡大されます。
これだけの荷室スペースがあれば、4人での小旅行にも余裕で対応できるでしょう。
ビッグラゲージモード

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3列目シートを左右に跳ね上げると同時に、2列目シートを一番前までスライドさせれば更に荷室スペースが拡大。
画像のように自転車の積載も可能になるなど、一層荷室の使い勝手が向上します。
ヴォクシーの8人乗りのシートアレンジ
スーパーリラックスモード

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8人乗りの場合も、2列目シートを左右別々に (6:4分割で) ロングスライドさせることが可能です。
スライド量は最大705mmと7人乗りより40mm少ないものの、実際にくつろいでみてその差が気になることはまずないでしょう。
リヤフラットソファモード

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2列目・3列目シートをフルフラットにした時、8人乗りなら大人2人+子供1人が横になれます。
2人で寝る場合は、中央席部分があるため7人乗りよりゆったり過ごせるでしょう。
後席トライアングルモード

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8人乗りも7人乗り同様にトライアングルモードも使えます。
ただし2列目シートの中央席部分が邪魔になり、使い勝手は7人乗りより劣るかもしれません。
フロントフラットソファモード

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フロントフラットソファモードの使い心地は、8人乗りも7人乗りも大差ありません。
強いて言うなら、後ほど解説する収納の使い勝手に違いが出ます。
ラゲージモード

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ラゲージモード時の荷室スペースは7人乗りも8人乗りも同じです。
ただ、2列目シートの背もたれを個別に前に倒して荷室スペースを拡大する場合は、8人乗りでは6:4分割となるため使い勝手に若干差が生じます。
ビッグラゲージモード

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ビッグラゲージモードでは、8人乗りは2列目シートの座面がチップアップ (跳ね上げ) 式となっているため、7人乗りより前にスライドできます。
なるべく広大な荷室スペースを望む場合は、7人乗りより便利です。
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ヴォクシーの7人乗りの小物入れ・収納スペース
折りたたみ式大型サイドテーブル (S-Z)

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ヴォクシー7人乗りの上級グレードS-Zには、2列目シートの間に折りたたみ式の大型サイドテーブルが付きます。
カップホルダー4個、エコバッグフック2か所、ポケット、充電用USB端子2個が備わる至れり尽くせりの仕様です。
折りたたみ式サイドテーブル (S-G)

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同じヴォクシー7人乗りでも下位グレードのS-Gでは、2列目シート間のサードテーブルはカップホルダー2個が付くのみというシンプルな仕様になります。
それでも軽食時などに重宝することは間違いありません。
ヴォクシーの8人乗りの小物入れ・収納スペース
格納式センターボックス

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ヴォクシーの8人乗りでは、2列目シートの中央席背もたれ部に備わる格納式センターボックスを1~2名乗車時に利用できます。
カップホルダー2個、ボックスティッシュが収まるオープンボックス、エコバッグフックが備わるので利便性は十分です。
助手席シートバックテーブル

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格納式センターボックスだけでは軽食は取れませんが、心配はご無用。
助手席シートバックに、エコバッグフック2か所付の折りたたみ式テーブルが装着されているからです。
ヴォクシーの7人乗りのメリット・満足点は?
シート間を自在に移動できるキャプテンシートを採用

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ヴォクシーの7人乗りは、2列目の座席が左右で独立したキャプテンシートが装着されます。
座り心地は運転席・助手席と遜色なく、長時間の乗車でも快適です。
またシート間が185mm空いているため、2列目・3列目間の移動=ウォークスルーも容易に行えます。

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S-Zではシートヒーターやオットマンの装着も可能
S-Z専用のメーカーセットオプションとなりますが、シートヒーター、オットマン (2WD車のみ) の装着ができるのもキャプテンシートならではのメリットです。。

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オットマンに足を乗せ、冬場はシートヒーターで座面と背もたれを温めればロングドライブも快適そのものです。
ヴォクシーの8人乗りのメリット・満足点は?
チップアップシート機能で広々とした荷室が出現
8人乗りのヴォクシーは2列目シートに6:4分割式チップアップシートを採用。
座面をチップアップ=跳ね上げることで、2列目シートを1列目シートのすぐ近くまでスライドできるため、荷室スペースが広く取れます。
レジャー用品など、なるべく多くの荷物を積みたいニーズには好都合です。
ヴォクシーの7人乗りの欠点・デメリットは?
いざという時に8人乗れない
近年は大家族は少数派なので、通常は7人乗れれば十分でしょう。
しかし思わぬ送迎の必要が生じた場合、乗車定員が7人か8人かが問題になるケースもあるでしょう。
また車中泊が2人までしかできないことも、レジャー好きの人にとっては欠点になり得ます。
ヴォクシーの8人乗りの欠点・デメリットは?
下位グレードしか選択肢がない
8人乗りは下位グレードのS-Gのみの設定で、上級グレードS-Zでは選ぶことができません。
S-Gは装備がS-Zと比べ貧弱で、オプションを追加してもカバーできない部分があります。
快適性や利便性を追求したい人にとっては、結構痛い欠点と言えるでしょう。
前席ベビーケアモードがない事と2列目シートのホールド感の低さ
8人乗りのシートアレンジは7人乗りとほぼ同等ですが、唯一欠けているのが前席ベビーケアモード。
乳幼児がいるファミリーにとっては、気になるポイントになるでしょう。
また座面や背もたれが一体型となるため、カーブでのサポート性がいまひとつです。
更にチップアップを可能とするためクッションが薄く、座り心地の面でも7人乗りのキャプテンシートに及びません。
ヴォクシーの7人乗り・8人乗りの販売比率は?
ヴォクシーの7人乗りと8人乗りは、どちらが多く売れているのでしょうか?
現行型ヴォクシーのデータがまだないため、当サイト (クルマを買う!) が独自に調査した先代ヴォクシー販売比率を記載しておきます。
- ヴォクシー 7人乗り 2,920台 51.9%
- ヴォクシー 8人乗り 2,704台 48.1%
先代ヴォクシーでは7人乗りが若干優勢ながら、8人乗りとの販売比率の拮抗していました。
しかし現行型ヴォクシーでは先代と異なり上級グレードで8人乗りが選べなくなったことや、上級グレードに人気が集まっていることから、7人乗りの比率が更に増えているものと推測できます。
ヴォクシーの家族構成別のおススメ乗車人員数は?
乳幼児がいる少人数家族
乳幼児を含む少人数の家族構成の場合、7人乗りをおススメします。
何と言っても、8人乗りにはない前席ベビーケアモードが備わるのが大きなメリットです。
このシートアレンジができるだけでも、7人乗りを選ぶ価値があるでしょう。
ロングドライブが好きな少人数家族
ロングドライブではシートに座っている時間が長くなるので、2列目シートの快適性が重要なポイントになります。
快適性で選ぶなら、やはり独立したキャプテンシートが備わる7人乗りがベター。
オプションでオットマンやシートヒーターが付けられることも、8人乗りでは得られないメリットです。
子供と祖父母がいる大家族
子供と祖父母がいる三世代の大家族では、判断基準が難しくなるため慎重に選びたいところです。
お爺ちゃん・お祖母ちゃんにゆったり快適に乗って欲しい場合は、文句なしにキャプテンシート仕様の7人乗りをおススメします。
しかし子供がクラブ活動をしている場合などは、他の家庭の子供たちを乗せる機会もあるでしょうから、8人乗りの選択もありです。
下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
新車を買うなら、購入価格も気になるところではないでしょうか。
もし下取り車があるなら下取り車を高く売ることで、トータルで新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
新車の納期が長い・新車が高いなら新古車も選択肢に入れてみる
ガリバーの中古車ご提案サービスなら希望する車種や条件、予算などを伝えれば、 ぴったりの中古車を無料で探してくれます。
なので自分で1台1台中古車を探したり、比較する手間や時間が掛かりません。
また、現在新車の納期が長いため中古車需要が高く、本当に程度の良いお買い得な中古車は非公開車両として中古車販売店に並ぶ前に売れてしまいます。
そう言った市場に出回る前の非公開車両も優先的に紹介してくれるので、よりお得な中古車を提案してくれるでしょう。
「燃費のいい車を探して」「予算50万以内で荷物を積める車を探して」と言ったリクエストも可能です。中古車探しで気になる事は、なんでも相談してみるといいでしょうね。
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当サイト(クルマを買う!)のヴォクシー値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がヴォクシーを限界値引きで購入しています。
今月のヴォクシーの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。