ヴォクシーの購入データ
契約日 | 2016年4月24日 |
ネーム 年齢 性別 | カミカワ/20代前半/男性 |
商談地 | 埼玉県 |
購入グレード | ヴォクシー ZS 7人乗り |
メーカー オプション | T-Connect SDナビ |
ディーラー オプション 他装備付属品 | ピラーガーニッシュ ドアミラーカバー フロアマット |
オプション総額 | 49,160円 |
車庫証明 | カット |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 400,300円 |
オプションからの 値引き額 | 129,160円 |
無料サービス品名 | -- |
値引き合計額 | 529,160円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 2,766,000円 |
下取り車 | -- |
下取り車の価格 | -- |
下取り車の売却先 | -- (![]() |
値引き交渉レポート!
先月ヴォクシーを購入したときの話です。
私と同じ年のセールスと29,160円の攻防、駆け引きを丸2時間かけてしました。
それくらいって思われるかも知れませんが、私にとってはされど29,160円、セールスにとってもされどの29,160円だったのです。
二度目の来店で車種はヴォクシーと決まっておりました。
セールスは同じ方、同じ年の24才。きっつい値引きをふっかけ続けて、本体値引き、オプション値引き、サービスも含めて、総額50万円ほどの値引きをもぎとっていました。
ここまでいくとなったのに、まだ契約をもぎとれないセールスに上司もイラついていたのでしょうう。これを決められなきゃやめてしまえと言われたそうです。
それを聞けば、さらに値引きを引き出せると、はじめは入れていなかったオプション、ピラーガーニッシュ、ドアミラーカバーを最後つけてくれたら、サインすると言いました。
まさかここで追加値引きを言われると思っていなかったのでしょう。セールスは必死に抵抗を始めました。
「ここまで値引きいってるので、絶対に無理です」
「そんなことはないだろう、頑張ろうよ」
同い年なので、こっちもなぜかフレンドリーな感じで話していました。
「無理です、まじで!」
「できるよ、君なら」
「これ以上したら、自腹になってしまいます!」
「自腹だって?そんなことないだろう?」
「本当です」
「それはないよ。上司呼んできてよ。俺が言ってやるよ」
そんな押し問答をひたすら繰り返していました。
ここまで頑張ってくれたので、このセールスから買うことは心の中で決めていましたが、絶対に取るときめたら取る主義なので、私としてもこの最後のサービスは譲れませんでした。
少しセールスがかわいそうな気もしましたが、そこは仕事。私も営業の仕事をしているので、こんな経験はしょっちゅうしています。ここはストイックに要求し続けました。
これでは埒があかないと、セールスは一度奥へ引っ込んでいきました。上司に相談しているのでしょう。これで決まるかな?と思いきや、どこか無念そうな顔。
「駄目です、やっぱり」
なかなか上司も堅物です。あまりに値引きがいきすぎているので、これ以上はさすがに駄目か?これ以上言うと、逆に流されてしまうかなとも思いましたが、ここまできて引けません。
「じゃあもういいよ、付けなくても」セールスの顔が少し晴れやかになります。
「だけどそのかわり、4月の登録お願いしますって言ってたけど、もう書類準備するのにも時間かかるから、5月登録にしてね」
セールスの顔が凍りつきました。登録がディーラーにとって非常に大事なことだとは知っていましたので、最後の手でした。
「登録ができないと、お値引きが変わります」
弱い声でセールスが言う。
「どれくらい変わるの?」
セールスは答えません。きっと変わらないのでしょう。でも登録はしないといけない。
「もう一度だけ、時間ください」
またまた奥へ引っ込みました。上司に叱責されているのでしょう。かなり長い時間待たされて、セールスが戻ってきて席に着くと、無念そうに言いました。
「もう付けます。これで勘弁してください」
「オッケー、サインしましょう」
ここまで頑張ってくれて、これ以上陰湿なことはできません。ここで気持ちよく契約。
明らかにセールスより、私が主導権を握って商談できたなって思いました。