ヴォクシーの購入データ
契約日 | 2016年6月26日 |
ネーム 年齢 性別 | ヨーロッパー/50代前半/男性 |
商談地 | 奈良県 |
購入グレード | ヴォクシーHYBRID ZS 7人乗り |
メーカー オプション | -- |
ディーラー オプション 他装備付属品 | エントリーナビ ETCビルトインタイプ サイドバイザー ナンバーフレーム |
オプション総額 | 132,732円 |
車庫証明 | カット |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 503,259円 |
オプションからの 値引き額 | 50,000円 |
無料サービス品名 | ガラスコーティング 90,000円 |
値引き合計額 | 643,259円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 2,950,000円 |
下取り車 | 日産 キューブ 2005年式 白 |
下取り車の価格 | 100,000円 |
下取り車の売却先 | ディーラー (![]() |
値引き交渉レポート!
まさかこんな展開になるとは自分でも思っていませんでした。まさかトヨタでヴォクシーを購入することになるとは。
トヨタのショールームに訪れたことが始まりでした。そのときは何気なしに入って、車を見て、まあせっかくだから見積りをしてもらって、という感じで終わったのです。
正直買うつもりさえありませんでした。冷やかしのような感じです。
でもそのとき対応してくれた営業が何を勘違い(私が買うと思ったのでしょうか)したのか、その日から毎日のように携帯に電話をしてくるようになったのです。
今は買う気はないと何度言っても「その後、ご検討はいかがでしょうか」と電話をしてきます。直接家まで持ってきているようで、手紙もたくさん入ります。その熱意はすごいとは思いますが、さすがにもうやめてほしいと営業に言いました。
それでしばらくは電話などなかったのですが、前の日曜の夜、もう寝ようかと思っていた時間にその営業が再び家にやってきたのです。
さすがに頭にきて、私はその営業を怒鳴りつけ、上の者を呼んでこいといいました。
それでやっとその営業は、私が本当に怒っていることに気づいたようでした。
後日、その営業と上司である店長が家にやってきました。
私は言いました。
「熱意は認めるが、今は買わないと言っている家に何度も来るなんて非常識だ。しかもあんな遅い時間に訪問されて迷惑すぎる」
店長はただひたすら謝りました。この営業に悪意はないので勘弁してやってほしいと。そして私の怒りも収まったとき。店長の攻勢が始まったのです。
「熱意は認めてくれる、と言いましたね。
こいつは本当に○○様にヴォクシーに乗って欲しいと思って続けていたのです。
それは確かに迷惑に繋がることでした。でもこいつなりに、若さなりに、熱意だけで行動したことなのです。
ヴォクシーはいい車です。
○○様の今お乗りの車もそう長くは乗れません。
それだったらこのヴォクシーに乗り換えませんか?
こいつは売るだけではなく、お客様のフォローもきちんとする奴です。
熱いくらいにフォローします。だから私はこいつを買っています。
絶対にやる奴だと。どうですか、この際、ヴォクシーに乗り換えませんか?」
店長こそ熱くなって、でかい声で、早口でまくしたてました。
苦情に対して謝罪しにきて、気づけば乗り換えてくれってどういうことだ?私は何がなんだか分からなくなっていました。怒りを通り越して、訳が分からなくなっていたのです。
店長は前に出してもらった見積りをテーブルに広げて、事細かに説明を始めました。
そして今乗り換えるメリット(ローン金利もお得らしいです)を幾つも上げ、私を睨むようにみました。そこに反応したのは妻でした。
「そこまで得なら乗り換えてもいいんじゃない?」
妻のその言葉にさらに店長がヒートアップします。下取り価格も上げます、さらにご迷惑もかけたので、値引きもこれ異常ないほどさせて頂きます。最高の状態で車を購入いただけます。と。
そして妻が折れました。もう買いたいって言うほどでした。
私はどこか腑に落ちない感情でしたが、すでにその店長に飲まれていました。気づけば契約書にサインをしていたのです。
値引きは史上最高といっていいほどしてくれたでしょう。それよりまさかこんな展開になるとは、という感じです。
その店長にしてやられました。でもやられた後は、納車が楽しみになっていました。車を買うって、こんなこともあるんですね。本当にまさかな展開でした。